2021年12月中旬に宮古島へ。
今回のメインはホテル(ザ・リスケープ)でゆっくり。
ですが、初めての宮古島!
美しい景色を眺められる景勝地や展望台も巡りました。
また、豊かな自然と古くからの伝統が残る島「大神島」へもフェリーで向かいます。
宿泊したホテルの記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
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- 観光客も参拝できる「漲水御嶽(はりみずうたき)」
- 沖縄らしさを感じる神社「宮古神社」
- 灯台と広い海!「東平安名崎(ひがしへんなざき)」
- 歩くだけで幸せな気持ちになる「与那覇前浜ビーチ(マイパマビーチ)」
- 巨大な風車と海の景色「西平安名崎(にしへんなざき)」
- 美しい入江の景色「イムギャーマリンガーデン」
- 行くたびに異なる景色を見せてくれる「展望台」
- 豊かな自然と伝統が残る「大神島」へ
12月中旬、3泊4日の滞在。
あいにくのお天気が多い予報。
宮古島の下地島空港に到着したら、風も強く、荒れていました・・・。
雲の中の伊良部大橋。
曇っていても海の美しさがわかるのがすごいです。
通行料金を徴収しない橋としては日本最長。3,740メートルの伊良部大橋(いらぶおおはし)。
こんなに凹凸があるんですね!
まずは、漲水御嶽(はりみずうたき)と宮古神社にご挨拶。
観光客も参拝できる「漲水御嶽(はりみずうたき)」
沖縄にある「御嶽(うたき)」は、神社のような聖地。
御嶽は観光客にオープンにされていないことが多いのですが、こちらは観光客も参拝できます。
ネコちゃんが、手水舎を案内してくれました。
『こちらで清めてくださいね。』
「漲水御嶽」は宮古島ができたときに、神様が降り立った場所と言われています。
この後は、近くにある「宮古神社」へ。
沖縄らしさを感じる神社「宮古神社」
ご祭神
熊野三神(沖縄本島の波上宮より勧請(かんじょう:分霊を迎えること)
伊弉冉尊(イザナギノミコト)
速玉男尊(ハヤタマヲノミコト)
事解男尊(コトサカヲノミコト)
豊見親三神(かつて宮古島を統治し宮古島の基礎を作った実在の人物)
目黒盛定政命(目黒盛豊見親)(メグロモリテイセイ)
與那覇恵源命(与那覇勢頭豊見親)(ヨナハケイゲン)
仲宗根玄雅命(仲宗根豊見親)(ナカソネゲンガ)
朱色の屋根瓦が素敵な神社です。
屋根瓦に雀さんが沢山!
丸瓦に並んで乗っているのがかわいい!
どことなく「シーサー」っぽく見える狛犬。
どちらも躍動感がありかっこ良いです。
灯台と広い海!「東平安名崎(ひがしへんなざき)」
朝日が美しいという、東平安名崎。
その日は分厚い雲に覆われていて、朝日は見ることができないのですが、太陽が昇る朝食前に散策に行きました。
平安名埼灯台
12月中旬の日の出は7時15分から20分頃。
日の出前、明かりが点灯する灯台はどこか風格を感じます。
複数の大きな岩がサンゴ礁の上に乗っています。
江戸時代、1771年の「明和の大津波」によって打ち上げられたことから、「津波岩」と呼ばれているそう。
石も運ぶとは・・・津波の威力を感じる風景です。
風が強いので波しぶきも大きい!
東平安名崎は常時強い風が吹く為、高い木は育たず、限られた植物のみ生育しているそう。
どこを見渡しても広い海!
天気が良い日は、海の色もさらに綺麗かと思います。
東平安名崎はサンゴ礁の石灰岩からできていて、このような不思議な形をした岩もありました。
洞窟のようです。
夜は美しい星空も見えるそう。
異なる時間に何度も訪れたいような場所です。
歩くだけで幸せな気持ちになる「与那覇前浜ビーチ(マイパマビーチ)」
東洋一のビーチと言われ、トリップアドバイザーでは令和元年(2019年)の「日本のベストビーチ トップ10」で1位にも輝いています。
真っ白な砂浜に美しいエメラルドグリーンのビーチ。
太陽は厚い雲に覆われているのに、この美しさ!
砂浜と海と空のグラデーション。
真っ白な砂浜
砂はふかふかで、裸足で歩くとさらに気持ちが良い。
海水浴で人気があるのも納得です!
マイパマビーチ、とても気に入ったので、
最終日にも訪問しました。
少し空が見えていますね。
来間島に渡る「来間大橋」もすぐ先に見えます。
美しい宮古島ブルーの海を眺めながら白砂の上を歩くのが気持ち良く、とても幸せな時間を過ごしました。
巨大な風車と海の景色「西平安名崎(にしへんなざき)」
東平安名崎の逆の西側に位置する「西平安名崎(にしへんなざき)」。
夕日が美しく見えるスポットとしても人気の場所です。
海に挟まれた細長い陸の上に、巨大な風車が設置されています。
美しい入江の景色「イムギャーマリンガーデン」
天然の入江を生かした海浜公園。
遊歩道も整備されています。
遊歩道からは絶景が広がります。
岩山を登ると、さらに絶景が!
右端にオレンジの屋根が見えますが、こちらは「アラマンダ インギャーコーラルビレッジ」。ホテルです。
歩いて来た遊歩道も見えます。
駐車場に戻る時に、「ホシムクドリ」が姿を見せてくれました!
本州ではなかなか見られない鳥です!嬉しい!
行くたびに異なる景色を見せてくれる「展望台」
美しい景色を見るために作られた「展望台」。
景色が美しい宮古島では「展望台」も外せません。
竜宮展望台
来間島(クリマジマ)にある展望台。
竜宮展望台は来間島大橋を渡ってすぐにあります。
屋根に小さな「シーサー」を発見!
海の向こうに与那覇前浜ビーチ(マイパマビーチ)が見えます。
少し白く見えているところがビーチです。
来間大橋も綺麗に見えます!
牧山(まきやま)展望台
伊良部大橋を渡って小高い丘を登ると、「牧山展望台」があります。
伊良部大橋が綺麗に見えます!
逆側は果てしなく広がる亜熱帯原生林が。
海の景色も美しいですが、こちらの景色も最果て感があって素晴らしい!
豊かな自然と伝統が残る「大神島」へ
「大神島」は宮古諸島の島のひとつ。
周囲約0.24平方㎢の小さな島です。
神様がいる島と言われ、今でも「秘祭」が行われるなど古くからの伝統が受け継がれている島です。
また、手付かずの自然が残る美しく穏やかな景色が広がります。
大神島のアクセス
宮古島の島尻港より船で約15分。
便数は1日5往復のみ。
(※10-3月は1日4往復になります)
大神島が見えて来ました!
島のおじいによる大神島観光ガイド
大神島の多くは聖域とされていて立ち入りが禁止されいます。
ただ、特に注意書きも何もないとのことで、うっかり立ち入ってしまわないよう、ガイドをお願いすることにしました。
島のおじいによる大神島観光ガイド(約90分)2,000円/人(※2021年12月当時)
大神島の観光│大神島
船の時間を予約時にお知らせしておくと、港に迎えに来てくださいます。
大神島の案内看板
大神島の道はシンプル!
まず、遠見台に向かい、その後海岸左側の先まで案内してくださいました。
こちらは、港からのメインストリート。
坂道になっています。
「おぷゆう食堂」
大神島唯一の食堂です。
港のすぐ近くにあります。
大神島唯一のワンちゃん「ユリちゃん」が一緒に案内してくれました。
「遅れないでね。」って言っているのかな?
あれ?ユリちゃんがいない・・・。と心配したら走って来た!
かわいい!
ワンちゃんは1匹しかいないけれど、ネコちゃんは何匹かいるそう。
いた!
両目が葉っぱでちょうど隠れていらっしゃる。
姿を全て見せない、どこか高貴さを感じる・・・。
遠見台からの景色。
遠見台まではなかなか急な階段を登ります。
到着したら、絶景!!
右奥に見えるのが池間島(いけまじま)です。
旧暦の6~10月の間のどこかで、秘祭「祖神祭(ウヤガン)」が行われるそうで、その際は「遠見台」は立ち入り禁止になるとのこと。
日程が一切公表されないので、訪問した日によっては入れない可能性もあります。
一度「おぷゆう食堂」に戻り、前半と後半に分かれてカートで奇岩を見に連れて行ってくださいました。
ゴロゴロ転がっている岩は、島の隆起によって地表から落ちた岩とのこと。
波で根本が少しずつ削られてキノコのような形になっています。
このような岩のことを「ノッチ」と言うそうです。
真ん中の岩は、手前の岩よりさらに根本が細いですね。
奥の岩は根本が折れてしまったのかな?
波で少しずつ削られる岩たち。
また来た時は異なる形になっていそうです。
海岸の先は入江になっていて、エメラルドグリーンの水の色に引き込まれます。
「スマヌかりゆす」という小型フェリーで本島に戻ります。
さようなら大神島!
宮古島よりも、さらにゆったりとした時間が流れる穏やかな島。
美しい景色もたっぷり堪能しました。
宮古島は自然の景色が最高!
珊瑚礁と海、砂浜や南国の原生林など、普段見ることができない景色に引きこまれます。
季節は12月。東京だと寒さで体がこわばる季節なのに、薄着で爽やかな風に吹かれながら歩いているだけでも贅沢な気持ちになり癒されます。
次回は、下地島空港近くにある17END、通り池、美味しかった食事について記載したいと思います。!
part.2の記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
宮古島のお土産についての記事はこちらから。