今回の京都旅は「紅葉」と「おいしい京都料理」がテーマ。
南禅寺周辺は見所が多い!
今回は南禅寺周辺を散策します。
1日目 part1の記事はこちら。
先斗町で京懐石ランチを頂いたり、永観堂で紅葉狩をしました。
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南禅寺「方丈庭園」は南禅寺の穴場スポット!
木々であまり見えませんが・・・・。
「絶景かな、絶景かな」で有名な三門。
※「絶景かな、絶景かな」は歌舞伎のセリフ。
江戸時代の大盗賊 石川五右衛門が三門の上で放つセリフです。
三門は何度か登ったことがあったので、今回は南禅寺の「方丈庭園」へ行ってみることに。
小掘遠州が手がけた「枯山水庭園」と左甚五郎(伝)の彫刻
江戸初期の大茶人であり、建築家、作庭家でもある「小掘遠州」が手がけた枯山水庭園。
欄間に「虎」がいました!かわいい!
帰宅してから調べてみたところ、江戸初期に活躍した彫刻師「左甚五郎」の作といわれているそう!
「左甚五郎」は日光東照宮の「眠り猫」を手がけたとも言われ、伝説の彫刻師として落語の題材にもなっています。
生き生きとして愛らしい感じが似ているような?
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「解脱した心」を表す「如心庭」
「心」の字を配した庭と言われる「如心庭」
解脱した心を表現しているとか。
静かな気配で、自分の心に向き合うようにいわれている気がしました。
実はテーマが恐ろしい「六道庭」
「素敵な庭!」と喜んでいましたが、後で調べたところ「戒め」の庭ということがわかりました。
仏の教えを理解していない人間は「天上・人間・修羅・畜生・飢餓・地獄」の六つの世界を生まれ変わりながら巡っているそうで、
悟りの境地を開くことができない人々への「戒めの意味」を表している庭だそう。
なんだか恐ろしい・・・。
けれどとても表情豊かで魅力的な庭です。
鬼瓦が置かれてあるのも、六道が関係しているのかな。
この鬼瓦の鬼、「か・・・かわいい・・・」
紅葉も綺麗です。
これまで何度も南禅寺には来ていますが、はじめて方丈庭園に入りました。
見所も多く、庭も美しい!
撮影不可でしたが、狩野探幽の襖絵(重要文化財の「群虎図」)もありました。
大満足の満たされた時間を過ごしました。
※狩野探幽は江戸時代に一世を風靡した「狩野派」の絵師。
狩野派は室町時代の狩野正信に始まり、足利義政、織田信長、徳川家など時の権力者に支持された絵師集団です。
三門は沢山の人で混み合っていましたが、方丈庭園は空いていました。
方丈庭園まで訪れる人は少なく、穴場スポットです!
また南禅寺に行く時は立ち寄りたいなと思いました。
写真撮影に人気の「水路閣」
南禅寺の方丈庭園から近くの「水路閣」へ。
沢山の着物を着た女性が記念撮影をしていました。
人気の撮影スポットですね。
京都に行くと着物姿の若い人が多くて、着物好きとしては嬉しくなります。
時には家庭画報に出るようなシックでこなれた装いの若い人もいて・・・(うっとり)。
それぞれ選ぶ着物も個性があり、見ているだけでも楽しい。
水路閣ではコスプレをしている人もいたり、人間ウォッチングを楽しみました。
それもまた、水路閣の楽しみ方かな?
南禅寺近くの「天授庵」
窓の奥に見える紅葉が気になり、導かれるように「天授庵」へ。
「天授庵」は南禅寺の塔頭寺院(たっちゅう寺院)だそう。
黄色と赤の紅葉を楽しめる「枯山水庭園」
銀杏の黄色と紅葉の赤、両方楽しめました。
モダン!
美しい「池泉式回遊庭園」
奥にはかなり広い池泉式回遊庭園が!
軽く立ち寄ったところが、こんなに広く、見応えがあるとは!
驚きました。
ふらりと入った場所にも新しい出会いがある、京都のお寺めぐりはとても楽しい。
後からわかったのですが、同じく南禅寺近くの「金地院(こんちいん)」には、長谷川等伯のお猿さんの絵「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」があるそう!
まぁるいお顔のかわいいお猿さんの絵で、
ご存知ない方もどこかできっと見たことがあるはず。
今回見逃してしまったので、次回京都に行く際はチェックしたいと思います!
(小堀遠州の庭もあるそう。)
寺町商店街、錦市場を散歩し、ホテルで休憩した後夕飯へ向かいます。
京都の家庭料理「おばんざい」をいただきに「めなみ」へ。
「おばんざい」とは、京都で日常に食べられてきた「京都の家庭料理」。
おばんざいを食べに、「めなみ」へ。
「めなみ」はランチをした「ふじ田」と同じ、先斗町にあります。
日本酒は、城陽酒造の特別純米酒「徳次郎」を選びました。
こちらのお店は使われている器もセンスがあります。
「徳次郎」は料理を美味しく引き立ててくれるようなお酒だったので、「自宅でも飲みたい!」と思いました。
おばんざいの盛り合わせ
華やかな器に盛りつけられていて、心躍ります。
えび芋の揚げだし
えび芋といえば、京野菜ですね。
パクパク、いくらでも食べちゃえそう。
生ゆば春巻き
ゆばのカリカリが美味しい!
生でも煮ても揚げても美味し「湯葉」。
湯葉最高!
ぐじ頭の酒蒸し
「ぐじ」とは甘鯛のこと。京都では甘鯛を「ぐじ」というそう。
身がふわふわで美味しい!頭だけではなく身も食べたいー!
青ネギやお豆腐も出汁がしみて、癒される味でした。
いやぁ〜。
京都のご飯はやっぱり美味しいですねぇ〜。
先斗町から徒歩でホテルに戻ります。
今回宿泊したホテルは「三井ガーデンホテル 京都河原町 浄教寺」。
今年の9月にオープンしたばかりのホテルです。
宿泊記は下記リンクよりご覧ください。
朝ごはんがとーっても美味しいのです!
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明日は少し早起きをする予定。
ゆっくり休んで明日に備えましょう!
2日目に続きます。
伏見稲荷大社、光明院、東福寺、雪舟庭園をめぐります。
2日目も素敵なお庭が続くのでぜひチェックしてみてください。
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