ゴールデンウィークは九州へ。
まずは宮崎!
日本神話の舞台でもあり、美しい自然の景色が沢山ある宮崎。
絶景の「鵜戸神宮」、「青島神社」、「大御神社」「馬ケ背」を巡った後は・・・。
いよいよ「高千穂」へ。
高千穂に1泊して満喫しました!
今回は、「高千穂峡」です。
宮崎観光1日目は「鵜戸神宮」や「青島神社」へ
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宮崎は絶景の宝庫!「大御神社」や「馬ケ背」の記事はこちらから。
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「高千穂観光①」 高千穂で夜神楽や夕食を楽しんだ記事はこちらから
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「高千穂観光②」 国見ヶ丘や天岩戸神社、天安河原と日本神話にまつわる場所を巡りました。
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- 高千穂峡からも近い、歴史ある神社「高千穂神社」
- 高千穂峡( 駐車場 / 高千穂神社からの行き方(徒歩) / 真名井の滝 ボートの予約と乗船 / 遊歩道の見どころ)
- 高千穂の食材をいただく。身体に染みるランチ「田の花」
高千穂峡からも近い、歴史ある神社「高千穂神社」
約1900年前に創建されたという「高千穂神社」
高千穂郷八十八社の総社です。
鳥居は鉄製!
高千穂神社の御祭神
御祭神は
高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神(じっしゃだいみょうじん)。
高千穂皇神とは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と妻の木花開耶姫命(このはなのさくやひめ)、2人の子である彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と妻の豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、その2人の子である彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)と玉依姫命(たまよりひめのみこと)の総称。
宮崎にゆかりのある神々です。
十社大明神(じっしゃだいみょうじん)は
神武天皇の兄、三毛入野命(みけぬのみこと)とその妻子神9柱です。
三毛入野命は、高千穂で鬼を退治したと語り継がれています。
高千穂神社の境内(狛犬 / 拝殿 / 夫婦杉)
狛犬は、どこか「もりっ」としていて、豊かな表情。
階段を登ります。
拝殿に到着しました。
赤と緑の紙垂(しで)が目をひきます。
紙垂は白のイメージですが、赤と緑!
赤と緑の組み合わせはクリスマスを想像してしまいますが・・・
赤は地上の神、緑は天の神を表しているとか。
夫婦杉
2本の杉の根元が1つになっています。
夫婦や恋人、友人など、大切な人と手を繋いで3周まわると末長く結ばれるといわれています。
ご本殿を横から眺めます。
神武天皇の兄である三毛入野命(みけぬのみこと)が鬼八(きはち)という鬼を退治した時の彫刻がありました。
鬼八は退治してもよみがえってしまったそうで、再度退治し、首・銅・手足をバラバラにして埋葬したそうです。
宿泊したソレスト高千穂ホテルの側に首塚があると看板がありました。
神楽殿
夜神楽が開催されている「神楽殿」
夜見るとよくわからなかったのですが、立派な建物です。
夜神楽を見にいった際の記事はこちらから。
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高千穂神社を参拝した後は、高千穂峡の真名井の滝に向かいます。
高千穂峡( 駐車場 / 高千穂神社からの行き方(徒歩) / 真名井の滝 ボートの予約と乗船 / 遊歩道の見どころ)
遠い昔、阿蘇山の火山活動によって出来た「高千穂峡」。
平均約80mの断崖が約7kmにわたって続きます。
高いところでは約100mの高さがあるとか!
高千穂峡 おすすめの駐車場
基本的には下の3つが主な駐車場です。
近い順だと、下記になります。
1.第1御塩井(おしおい)駐車場
ボート乗り場近くの駐車場です。
駐車料金500円(2022年7月現在)
ここに停めれたらラッキー!
2.第2あららぎ駐車場
ボート乗り場まで徒歩約15分。
遊歩道を歩いてボート乗り場まで向かいます。
駐車料金300円(2022年7月現在)
「高千穂三橋」や「仙人の屏風岩」を眺めながら真名井の滝まで向かうことが出来るので、おすすめの駐車場です。
3.第3大橋駐車場
遊歩道を歩いて徒歩約30分。
急な階段が続くそうで、帰りがきつそう・・・。
駐車料金は無料です。
混雑時は臨時バス(20-30分間隔)が出るので、足に自信のない方はバスを使うとよさそうです。(特に帰路)
ただ、連休には上の3つの駐車場はどこもいっぱいになり、離れた場所に駐車し、臨時バスで向かうのが一般的なようです。
上の3つに駐車場出来なくても、臨時駐車場に駐車し、そこから臨時バスで真名井の滝まで向かうことができます。(20-30分間隔)
臨時バスの運行については、下記の高千穂町観光協会のサイトで確認できます。
新着情報 | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報
連休前などに更新されるようです。
私たちが訪れたのはゴールデンウィークだったので、かなりの混雑になるだろうと予測。
そこで、宿泊するホテルに確認したところ、車を停めさせていただけるとのこと。
チェックアウトした後、ホテルから徒歩で真名井の滝まで向かいました。
宿泊したホテル「ソレスト高千穂」の記事はこちらから。
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高千穂神社から真名井の滝(ボート乗り場)まで歩く
宿泊したホテル(ソレスト高千穂)から、高千穂峡のボート乗り場までは歩いて行けそうだということで、
私達は歩いて向かいました。
高千穂神社の拝殿に向かって左側の奥の方に「自然観察路」があります。
(下のイラストマップの中央右側あたり)
※山道ですので、歩きやすい靴と服装がオススメです!
私たちはこの道が分からず・・・。Googleマップを見ながら車道の脇を通って向かいました。
歩く距離は短くなりますが、車の往来を気にする必要があるので遊歩道で向かう方が良さそうです。
地図ではわからないのですが、高千穂の町からは谷を下るので登り降りは急です。
足に自信がない方はバスをおすすめします。
私たちは、真名井の滝から高千穂神社まで戻る際に「高千穂峡遊歩道」と「自然観察路」を使いました。
神橋まで遊歩道を歩き、神橋から高千穂神社に向かう自然観察路で戻りましたが、かなりの山登り・・・。
汗だくになりながら戻ることに・・・。
行きは問題なさそうですが、帰りはバスにすればよかった・・・と少し後悔しました・・・。
高千穂観光協会のホームページにも同じイラストマップのデータが掲載されていました。
パンフレット | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報
高千穂峡 ボートの予約
ボートは事前に予約ができるので、予約して向かいました。
高千穂町観光協会の下記サイトから予約できます。
https://takachiho-kanko.info/sp/sightseeing/taka_boat.php
前日に、河川増水のため運航できるかわからない旨メールで連絡がありました。
もしかしたら乗れないかも・・・?と思いましたが、無事乗ることが出来ました!
※休止の際はメールで連絡がきます。
真名井の滝 ボート乗船
橋の上から真名井の滝が見えました。
ボートの受付所にて受付を済ませます。
切り立った崖を眺めながら並びます。
救命胴衣をつけ、出発!
約30分間、深く険しい渓谷をボートで散策します!
ボートは乗船する際に簡単に漕ぎ方を教えてもらえます。
私たちの前に出発した女の子たちは苦労していましたが夫は上手に漕いでいました。
私は夫にお任せ!
不器用な私にはハードルが高い!夫、ありがとう!
柱状節理の断崖。
柱状節理の石に触れてみる。
ひやりとして気持ちが良い。
エネルギーを感じる(ような気がする)!
※柱状節理は噴火で発生した火砕流が冷え固まる時に出来た岩の柱です。
先程眺めていた橋が見えます。
険しい渓谷なのがよくわかりますね。
滝の周りはボートが混雑し、気がつけば滝のすぐ側に!
流れにまかせると、大惨事になりそう。
30分はあっという間。
ボート乗り場に戻ると、カモが安全確認をしていました。(えらい!)
真名井の滝を再度上から眺めます。
何万年の時を超えて大地が作った美しい渓谷。私たちがボートに乗った時間はほんの一瞬だと思うと、改めて自然の偉大さを感じます。
高千穂峡の遊歩道と遊歩道の見どころ(鬼八の石/ 屏風岩 / 高千穂三橋)
高千穂峡には遊歩道があり、いくつかの見どころがあります。
鬼八の石
神武天皇のお兄さん、三毛入野命(みけぬのみこと)は神武天皇と大和に行った後、また高千穂に戻ったと言われています。
その後、この地で悪い行いを繰り返していた鬼の鬼八(きはち)を退治します。
鬼八が自分の力を見せつけるために投げたという岩がありました。
約200トンだそう!
チカラもち!
仙人の屏風岩
屏風のように直線的な岩壁。
高さもあり、迫力があります。
真名井の滝から仙人の屏風岩一帯が名勝天然記念物に指定されています。
高千穂三橋
三代橋といわれ、新旧の橋を眺めます。
手前から、
大正時代に作られた神橋
1955年に完成した高千穂大橋
2003年に完成した神都高千穂大橋
どれも高千穂の厳しい渓谷に挑んで作られたもの。
最終的にはどんどん高いところに!
技術の進歩を感じます。
渓谷沿いを歩いた後は、高千穂神社まで山を登ります。
普通の山登りレベルの道で余裕がなく・・・写真がないですが、下りはともかく登りは普通の服装だと厳しいと感じました。
行きはともかく、帰りはバスが使えたら使う方が良さそうです・・・。
沢山歩いた後はランチ!
事前に予約しておいた「田の花」に向かいます。
高千穂の食材をいただく。身体に染みるランチ「田の花」
「田の花」は、穏やかな里山の中にあります。
畦道のような狭い道を通り、到着!
連日食べすぎなので、「やさいワンプレート」を注文しました。
その他、高千穂牛のセットもありました。
トマトの酸味が身体に沁みる「トマトのお吸い物」
白米は高千穂米。
もち米を少し加えて出汁で炊いてあるそう。
穏やかな空気が流れる場所で美味しい野菜料理をいただき、心も体も癒されました。
お店の外に、木で掘られた仏さまがいらっしゃいました。
田の花を出た後、「高千穂あまてらす鉄道」の車両がちょうど走っていました。
※「高千穂あまてらす鉄道」は、廃線になった旧高千穂鉄道の線路を使い、高千穂の自然を眺めながら走る観光鉄道です。
自然豊かな美しい町「高千穂」。
沢山の自然や伝統文化に触れて、満たされた時間を過ごしました。
神々の神話が多く残る美しい風景にも沢山であい、心に残る旅になりました。
この後は宮崎から熊本へ向かいます。
続きはこちらから。
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宮崎観光1日目は「鵜戸神宮」や「青島神社」へ
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宮崎は絶景の宝庫!「大御神社」や「馬ケ背」の記事はこちらから。
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「高千穂観光①」 高千穂で夜神楽や夕食を楽しんだ記事はこちらから
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「高千穂観光②」 国見ヶ丘や天岩戸神社、天安河原と日本神話にまつわる場所を巡りました。
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