世界三大夜景、そして、日本三大夜景のひとつ長崎の稲佐山へ。
あいにくの天気でしたが、それでもとても綺麗でした!
混雑するといわれる稲佐山展望台ですが、
「スロープカー」の誕生で行きやすくなりました!
アクセスや使用した駐車場、混雑回避についても記載します。
1泊2日の長崎旅、軍艦島に行った記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
大浦天主堂、グラバー園、眼鏡橋など長崎定番の観光地を巡った記事はこちらから。
グラバー園へのおすすめのルートについても紹介しています。
thecorneroflife.hatenablog.com
- 稲佐山展望台とは
- 稲佐山展望台へのアクセス (バスを使う場合)
- 稲佐山展望台へのアクセス (車を使う場合)
- 混雑を避けて稲佐山展望台へ行くには?
- スロープカーを使って稲佐山展望台へ
- 稲佐山展望台(館内からも景色を楽しめるスロープ / 展望台からの景色)
- 夜景をさらに楽しむために(上着を持参!/トワイライトタイムを狙ってみる)
- 個人的に感じた「稲佐山展望台」私的みどころ
稲佐山展望台とは
稲佐山は長崎市にある山で、標高は333m。
333m・・・。なにか聞き覚えが・・・と思ったら東京タワーと同じ高さ。
稲佐山の山頂から見える景色は、夜景の名所として知られています。
日本三大夜景のひとつでもあり、なんと世界三大夜景にも選ばれています。
世界三大夜景とは、モナコ、上海、
そして・・・日本はこの長崎の稲佐山!
ちなみに、日本三大夜景は「北海道の函館山」、「兵庫県の摩耶山」、「長崎県の稲佐山」。
(特に意識してませんでしたが、この旅で制覇しました!)
函館で夜景を楽しんだ記事はこちらから。
新千歳空港から函館まで移動して夜景を眺めました。
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稲佐山展望台へのアクセス (バスを使う場合)
稲佐山展望台へのアクセスは、バスか自家用車で向かいます。
かつては稲佐山の夜景は大変な混雑だったそうですが、スロープカーという新しい交通手段が増えて行きやすくなりました!
バスを使って「長崎駅」から「稲佐山展望台」へ
長崎駅からバスを使って行く方法は、大きく2つあります。
①「稲佐山公園駅」まで行き、そこからスロープカーか徒歩で向かう。
②ロープウェイ乗り場近くの「淵神社駅」まで行き、ロープウェイから山頂を目指す。
※直接展望台まで行く公共バスもありそうですが、見つけられませんでした。
ロープウェイ乗り場までなら、夜景の時間帯限定で無料バスもあります!
長崎ロープウェイ無料循環バス予約
予約制で、便数も少ないので事前にチェックが必要です。
稲佐山展望台へのアクセス (車を使う場合)
車で稲佐山展望台に行くには、大きく3つの方法があります。
①稲佐山展望台のすぐ近く、「稲佐山山頂駐車場」に停める。(駐車可能数:38台)
②稲佐山公園にある「中腹駐車場」を使う。(駐車可能数:なんと400台!)
③ロープウェイに乗りたければ、「淵神社駅駐車場」もあります。(駐車可能数:14台と少なめ)
稲佐山展望台のすぐ近く「稲佐山山頂駐車場」
稲佐山山頂駐車場を使うには、いくつか注意が必要です。
①土・日・祝日の18:00~22:00の時間帯は利用不可。
その他、お盆や正月などの特定日も利用できないので、事前にチェックされるのをおすすめします。
アクセス| 稲佐山公園WEB
②駐車台数が38台と少ない。
展望駐車場は38台と駐車可能台数が少ないです。
そのためすぐに満車になってしまうようです。
③山頂駐車場のレーンに入ってしまうと後戻りできない。
中腹駐車場手前に、山頂駐車場に向かう分岐があります。
山頂駐車場のレーンに入ってしまうと後戻りできなくなってしまうので、駐車場が空くまで並ぶことになります。
下記のリンクで空車があるかどうかがチェックできます。
iPosNetリアルタイム駐車場情報 - 駐車場詳細 - 稲佐山駐車場
私たちは事前にチェックしたところ既に満車だったので、「中腹駐車場」へ向かいました。
走っている車から撮影したのでブレブレの写真ですが・・・。「満車」と書いてあり、数台並んでいました。
③有料
中腹駐車場は無料ですが、展望台駐車場は有料です。
最初の20分無料/以降30分100円
※2023年5月現在
スロープカーの乗り場がある「中腹駐車場」
「中腹駐車場」は、スロープカーの乗車駅がある稲佐山公園にあります。
駐車可能台数は400台!
駐車料金は無料です。
土日祝の夜などは山頂駐車場が利用できないため、こちらの駐車場を利用することになります。
駐車場が広い!
奥にスロープカーの乗り場が見えます。
スロープカー乗り場がある「稲佐山公園」からは、展望台に向かう遊歩道も整備されているので歩いて稲佐山展望台まで登ることもできます。
混雑を避けて稲佐山展望台へ行くには?
私たちが訪れたのは平日の金曜日。
かつ、少し天気が悪かったので混んでいませんでしたが、ゴールデンウィーク・夏休みなどの連休は、かなり混雑するようです。
ロープウェイは人気なので、日没前後を避けたとしても混んでいる可能性があります。
そんな時に活躍するのが、2020年にできた「スロープカー」です。
車で行く場合は、スロープカーの駅がある稲佐山公園の無料駐車場(中腹駐車場)を使います。
駐車場も400台と多いので安心です。
※バスで行く場合は「稲佐山公園駅」です。
また、スロープカーは1両で40名が乗車でき、2両なら80名を一気に運びます。
そのため回転が早そうです。(ロープウェイの乗車人数は31名)
万が一スロープカーが混雑していても、展望台まで遊歩道が整備されているので歩いて登ることもできます。
展望台までは約800メートル、徒歩約15分ほどだそう。
往路は上りになりますが・・・待つ時間を短縮したい場合は歩くという選択肢があるのは嬉しいです。
夜は街灯が付いています。
スロープカーを使って稲佐山展望台へ
私たちはスロープカーを使って稲佐山展望台へ向かいました。
中腹駐車場の側にスロープカーの駅があります。
私たちが訪問した時は15分間隔で運行していました。
2020年1月にできたスロープカー。
デザインは、長崎ロープウェイと同じくフェラーリなどのデザインを手がけた工業デザイナー奥山清行氏によるものです。
2両連結されていました。
スロープカーを使うと約8分で到着します。
スロープカーはずっと平行に走るので、快適!
部屋ごと水平に動いている感じで不思議な乗り心地です。
しばらく走っていると夜景が見えてきました!
少し高いところを通るので、景色も良いです!
進行方向左側に長崎市街の明かりが見えます。
頂上に到着!
展望台までの道が近未来的。
光に導かれて展望台へ向かいます。
稲佐山展望台(館内からも景色を楽しめるスロープ / 展望台からの景色)
建物内からも夜景を楽しめる
稲佐山展望台の1Fは吹き抜けになっていて、カフェがありました。
スロープを上りながら展望台へ向かいます。
展望台へ向かうスロープにはいくつか椅子が置いてあります。
雨の日や寒い日も座って夜景を見ることができるのが良いなと思いました。
写真はないのですが、頂上にはレストランもありました!
レストランで食事を楽しみながらゆっくり夜景を楽しむのも素敵。
天候を選べない観光客にとって、建物内でも夜景を楽しめるようになっているのは魅力的です。
展望台からの景色
スロープを上り外に出ると、長崎の夜景が目に飛び込んできます!
展望台にはお立ち台があり、夜景を楽しんでいる人越しに、さらに高い場所から夜景を見ることもできます。
霞んでいますが、山や橋なども見えます。
街の灯りが海を照らしていてとても綺麗です。
夜景をさらに楽しむために(上着を持参!/トワイライトタイムを狙ってみる)
山頂は気温が低く、風が強い
展望台あるあるですが、山頂は麓より寒く、風が強いです。
気温が低い上に、風に吹かれると身体が冷えます!
夜になるとなおさらです。
寒くて夜景を楽しめないともったいない!
暴風、防寒ウェアを持参し、ゆっくり夜景を楽しみましょう。
トワイライトタイム(マジックアワー)を狙ってみる
日没後から約30分間の時間帯を「トワイライトタイム(またはマジックアワー)」といいます。
青い空と夕日のあかりが混ざりあう、刻々と変化する美しい景色を楽しめる時間です。
私たちはあいにく間に合わなかったのですが、お天気に恵まれ、時間に余裕があれば、日没時間をチェックして日没時間の少し前に到着するようにすると、さらに夜景を楽しめると思います。
個人的に感じた「稲佐山展望台」私的みどころ
港を照らす街の灯りに山なみに沿う家々の灯り。
独特で立体的な夜景は長崎ならではではないでしょうか。
旅行前に稲佐山について調べていたら、「混雑」という文字を複数見たので、夜景は「まぁいっか・・・」と諦めかけていましたが、
中腹駐車場とスロープカーを利用して、スムーズに観光することができました!
乗り物好きの私としては「スロープカー」に乗れたのも嬉しい体験でした。
デザインもとてもカッコ良いです。
急な坂を上るのに、ずっと並行に移動していくスロープカー。
ぐんぐん登り、景色が変わっていく様子もとても新鮮でした。
稲佐山展望台に向かう「ロープウェイ」もこのスロープカーと同じ奥山氏の設計。
ロープウェイから見える景色も絶景のようですので、次回行く機会があれば、ロープウェイに乗ってみたいと思います。
ホテルに戻った後、ふと稲佐山の方を見ると山頂の灯りとお月様が綺麗に見えました。
宿泊したホテルは、2021年に長崎駅前にできた「ヒルトン長崎」。
宿泊記はこちらから。
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長崎港からフェリーで「軍艦島」へ!
廃墟界の王ともいわれる軍艦島を拝みました。
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大浦天主堂、グラバー園、眼鏡橋など長崎定番の観光地を巡った記事はこちらから。
おすすめの巡り方も記載しています。
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その他の旅行記はこちらから
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