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家を買う(不動産購入体験記 part.2):両手仲介に翻弄される。囲い込みで内見ができない!

不動産価格が高騰する中、自宅を購入しました!
今回は不動産購入体験記のpart.2です。

不動産の購入において、1番苦労したこと・・・。

それは・・・両手仲介に翻弄されたことです。

今回は両手仲介についての体験記です。

こんなことが起こるなんて・・・。
買う前は想像していませんでした・・・。

前回の記事はこちらから。
家を買うことに決めた理由や、お世話になった不動産仲介業者さんから聞いた話などを紹介しています。

thecorneroflife.hatenablog.com

両手仲介とは

不動産を購入する時の登場人物は、「売主」、「売主側の仲介業者」、「買主」、「買主側の仲介業者」です。

通常だと、売主と買主それぞれに仲介業者がついて、登場人物は4組になります。(両手仲介に対し、こちらは片手仲介と言うそう)

両手仲介とは、売主側の不動産仲介業者が、買主側の仲介も同時に行うことです。
その場合、売主の仲介業者が買主の仲介も行うため、登場人物は3組になります。

これのどこが問題なのか・・・。
私たちもはじめはわかりませんでした・・・。


買主からも売主からも手数料がもらえる!両手仲介の仲介手数料


不動産仲介業者は、契約が成立すると仲介手数料を受け取ります。


片手仲介であれば、売主側の仲介は売主から、買主側の仲介は買主から、それぞれ手数料を受け取ります。

両手仲介では、売主側からと買主側からの両方から手数料を受け取ることができます


両手仲介で売りたい!売主側の仲介業者

買主側、売主側それぞれから手数料を受け取ることができると儲けが2倍に大きくなります。
売主側の仲介業者はできるだけ買主も自分で見つけ、契約まで進めたいと考えています。


これは、あたりまえといえば、あたりまえです。
ただ、その思いが、囲い込みへとつながります・・・。


囲い込みとは?

囲い込みとは、自分が担当する売主の物件を、意図して他社に紹介せず、その間に自社で買主を見つけ、売却も購入も自社で成約させようとする行為です。


あの手この手で他の不動産仲介業者を寄せ付けず・・・。
その為、私たちは内見すらできず、買い逃してしまう物件が出てくることになりました。

※ちなみに、アメリカでは両手仲介は法律で禁止されています。


不動産を買いたい!その場合、どこに問い合わせる?

まず家を探す時、スーモやアットホームなどのサイトで探すことが多いと思います。

物件情報を見ていくと、最後の方に売主の仲介業者さんが掲載されています。

実はこちらに掲載されている不動産会社は「売主の仲介業者」であって、必ずこちらを通さなせればいけないということではないのです。

どの不動産会社からでも内見の依頼がでます。

私たちは内見を通して出会った不動産仲介営業マンの中から「この人にお願いしたい!」という人が見つかりました。

そのため、この方を通して「スーモのこのページの物件を内見したい」と、依頼していくことになりました。

これが・・・。
どうしても不条理としか思えない状況に陥ってしまいます。



両手仲介に翻弄された体験

①内見したいのに、内見できない!


内見したい物件があり、担当していただいている不動産仲介業者さんに依頼したところ、「物件担当者と連絡が取れない」とのこと。

このパターンがとーっても多い・・・!

売主側の仲介業者は両手仲介に持ち込みたい為、「担当者が不在」「売主と連絡が取れない」など、様々な言い訳で内見の機会を与えてくれません・・・。

何度連絡してもらっても同じ対応で、1週間、2週間と時間だけが過ぎていきました。



②「担当者不在で内見できない」は嘘だった!

はじめはなかなか連絡がつかないと聞いて、「担当者も忙しいのかな・・・」と思っていました。

ですが、心優しい私達の仲介業者さんが、
「繋がらないのは私が連絡しているからかもしれない。
買い逃しては申し訳ないので、直接連絡してみてください」
とおっしゃってくださいました。


申し訳ない気持ちを持ちながら、スーモに掲載されている担当者に連絡したところ・・・。
すぐにつながりました!
そして・・・。なんと、当日見にいくことができました・・・。

毎日連絡しても繋がらなかったのに・・・。

そして、このパターンは、何度もありました・・・。

ある時は正直?に、「自分の会社で決めたいので2週間待って欲しい」と言われたこともありました。

③両手仲介は売主にもデメリットが

両手仲介の悪しき点は、他の不動産仲介業者経由の買主が買えないだけでなく、売主にも大きなデメリットになります。

早く売りたいと思っている売主からすると、囲い込まれることで早く売れず、
提示価格で買ってくれる買主を逃してしまう可能性もあります。


④売主・買主を思いのままに。どちらもいいように操れる?両手仲介業者

両手仲介というのは、売主側に対しても買主側に対しても自分が唯一の仲介者のため、思うように出来てしまうという一面があるようです。
※誠実な対応をしてくださる仲介業者もあると思うので、参考まで。

まだ物件探しを始めて間もない頃、私たちは予算より高いけれどとても魅かれる物件を見つけ、
不動産情報サイトに記載のある不動産仲介業者(売主側の担当者)に連絡をしました。
そうです。両手仲介です。


実際に申し込みをする場合、購入金額を記載します。
購入金額は満額(スーモなどに掲載されている売主の提示価格)で書くか、指値(希望のディスカウント価格)を書くかを選ぶことができます。

予算を超えている物件だった為、私たちは指値を入れて購入したいと考えていました。
ですが、両手仲介の担当者から「先に申し込みを入れている人がいて満額で入れている。指値をすると買い逃す。」と言われました。

数日悩み、購入をあきらめたのですが・・・・
その後2ヶ月以上ずっとスーモに掲載されていました・・・。

疑いたくはないのですが、「満額で申し込みをさせるため、他の申込者がいるというのは嘘だったのでは・・」と思わざるを得ません・・・。

売主、買主、どちらにもそれぞれの仲介業者がついていれば、売主側の仲介業者は売主の為に、買主側の仲介業者は買主の為に交渉する流れになり、また別の結果になった可能性があります。

もしかすると、売主さんも少しディスカウントになっても早く売りたいと思っていた可能性もあります。
それであれば、売主も買主もどちらも機会を逃してしまったことになります。

両手仲介について思うこと

売主側の仲介業者が会社の利益になる「両手仲介にしたいと」考えるのはあたりまえのこととも言えます。
会社によっては、上司からの「両手仲介で成立させろ」というプレッシャーもあることでしょう。

また、はじめから両手仲介を想定し、売主側の手数料を低くして物件を任せてもらうこともあり、その場合は自社で買主を見つけざるを得ない状況もあるようです。

ですが、買う側にとって不動産購入は一生に一度、もしくは数回しかない大イベントで、人生を賭けるような大金を使います。

両手仲介を成功させる(両手仲介業者の利益)ために、消費者が翻弄されてしまうのは納得し難く、
アメリカのように、両手仲介を法律で禁止すれば良いのに・・・と思ってしまいます。
日本でも、両手仲介の禁止について議論が上がったようですが、大手不動産会社の反対で決まらなかったそう。

また、信頼できる仲介業者さんを見つけて、その方から買いたいと思っても、内見すらできないのも辛い経験でした。

担当してくださった方はとても真面目な優しい方で、最後の物件も「このままだと、私たちが買えなくなってしまう。それはあってはいけないことだ」と、自分で連絡が取れないことがわかると、直接連絡するように促してくださいました。

私が知らない両手仲介のメリットもあるのかもしれませんが、今回購入する立場だと、両手仲介は不条理しか感じない経験でした。

これから住むマンションを売る可能性もある為、売る時にも両手仲介に翻弄されるのかと思うと・・・悲しい気持ちになってしまいます。

両手仲介の囲い込みについて、私たちは物件を探す前は知らなかったのですが、業界では有名な話だそうです。
お世話になった仲介業者さんも「囲い込みは打つ手がなく、あきらめている」とおっしゃっていました・・・。

割安な良い物件はスピード勝負です。
私たちの体験を踏まえると、現状では、売主側の仲介業者に依頼しないと買い逃してしまう可能性が高いと感じました。

なんだかなぁ・・・。

いつか改善されることを願うばかりです・・・。

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