2020年11月にオープンした、ところざわサクラタウン「角川武蔵野ミュージアム」に初訪問しました。
「ところざわサクラタウン」は角川武蔵野ミュージアムやイベントホール、武蔵野坐令和神社(通称 むさしのれいわじんじゃ)、書店、所沢物産館など、複合施設が集まる場所。
日本最大級のポップカルチャー発信拠点として、KADOKAWAが作った施設です。
なんといっても、角川武蔵野ミュージアムの圧倒的佇まい!
一度実物を見てみたく、訪問しました!
- 「ところざわサクラタウン(角川武蔵野ミュージアム)のアクセスと駐車場
- どのチケットを買う?角川武蔵野ミュージアム(チケットの違い) / 無料で入ることができるスペース
- 角川武蔵野ミュージアムのフロア別見どころ
「ところざわサクラタウン(角川武蔵野ミュージアム)のアクセスと駐車場
電車で向かう場合
電車で向かう場合は、武蔵野線を利用します。
「東所沢駅」から徒歩約11分です。
車で向かう場合
第1駐車場から第3駐車場の3つの駐車場があります。
さくらタウン内にある第1駐車場は800円。
第2駐車場と第3駐車場は600円です。
(※2024年2月現在)
どのチケットを買う?角川武蔵野ミュージアム(チケットの違い) / 無料で入ることができるスペース
どのチケットを買えばよい?チケット種類と違い
土日は混雑するという情報を見て、先にチケットを購入しておこうとホームページを見たところ・・・。
わかりにくい・・・。
ざっくりと下記から選ぶのですが、一体なにが違うの・・・。
・マンガ・ラノベ図書館 2024年2月現在:600円
・KCM スタンダードチケット(本棚劇場含む) 2024年2月現在:1,400円
・KCM 1DAY パスポート(本棚劇場含む)2024年2月現在:平日3,100円 土日3,500円
その他別で企画展のチケットもあります。
よくわからなったので、当日現地でチケットを購入することに。
「マンガ・ラノベ図書館」のチケット
本が沢山ある「エディットタウン」や「本棚劇場」には入場できず、1Fにある「マンガ・ラノベ図書館」しか入ることができません。
「スタンダードチケット」と「1DAYパスポート」の違い
1Fにあるグランドギャラリーの企画展がついているかどうかでした。
今回私たちは、グランドギャラリーなしの「スタンダードチケット」を購入しました。
(その為、今回の記事にはグランドギャラリーの掲載はありません。)
開館後の10時過ぎに到着したのですが、チケットカウンターは少し混雑していて、50人ほど行列していました。
並んでいる間に夫がオンラインで購入してくれたので少し早く入ることができましたが、
当日チケットは限定数のようなので、事前にオンラインで購入しておく方が安心かと思います。
チケット購入リンクを貼っておきます。
チケット購入
無料で入ることができる施設
2Fにある「カフェ」、「ミュージアムショップ」、
5Fのレストランも入場券なしで入ることができます。
角川武蔵野ミュージアムのフロア別見どころ
4F 「エディットタウンブックストリート&エディットアンドアートギャラリー」
まずは楽しみにしていたフロア、4Fへ!
4Fはスタンダードチケット、1DAYチケットで入場できます。
正直、最近は本を読む機会が減っているのですが、
以前本をよく読んでいた時にネットで書籍検索をすると、「松岡正剛(まつおかせいごう)の千夜千冊」というサイトにヒットし、都度引き込まれていました。
こちらのブックストリートは、編集工学者であり読書家でも知られる松岡正剛氏が監修したスペースです。
まさに本(活字)の森。
大きく9つにカテゴリーが分かれていて、それぞれ沢山の本が並びます。
椅子も配置されているので、気ままに本を手に取り、座って読むことができます。
オープン直後なので人は少ないですが、徐々に混雑していきました。
カテゴリー分けも独特でおもしろい。
いろいろ上手になれそうなコーナー。
その他、企画展が行われているエディットアンドアートギャラリーがあります。
写真不可だったので画像がないのですが、伺った際は『文藝春秋』の表紙絵を描かれていた高山辰雄展が開催されていました。
4F「荒俣ワンダー秘宝館」
博物学研究者、妖怪評論家、作家、収集家など多くの肩書をもつ、荒俣宏(あらまたひろし)氏が世界中から集めた珍品や標本が集められているスペース。
なんと!
「宇宙人が人体に埋め込んだインプラント」、「UFOのかけら」なども見ることができます!
宇宙人、やっぱりいたのか!
興味深い展示品だけでなく、マンモスの毛を触ったりなど、コンパクトなスペースながら貴重な体験ができます。
写真不可だったため、画像がないのですが、展示ギャラリーも併設されていて、荒俣氏が手掛ける興味深い企画展も楽しむことができます。
4F「本棚劇場」
角川武蔵野ミュージアムの最大の見どころ、本棚劇場!
約8メートルの巨大本棚のあるスペースです。
約2万冊にプロジェクトマッピングが映し出されます。(20分毎)
20分ごと上映にされるので、のんびりエディットタウンで本との出会いを楽しんでいると、2-3回見ることができます。
そびえ立つ無数の本たちの息吹を感じる上映で、1度目は「まだ知らない世界がまだまだある!」とわくわくしながら、
2度目は多くの物語を紡ぎだしてきた作家たちに感謝の気持ちが湧いてきました。
『沢山の知識と物語をありがとうございます!』
4F「荒俣ワンダー大書界」
本棚劇場の裏側の階段には、荒俣宏(あらまたひろし)氏が蒐めた書籍が展示されています。
オタク性の強い人(?)が選んだ本は面白い!!
「自分の体で実験したい」・・・。
死んでしまうからやめてください・・・。
「世界のどんぐり図鑑」
世界のどんぐり、132種・・・。
さらに楽しいことに、荒俣さんのメモ書きポップもあります。
「学名の意味こそ博物学の本丸」!
次第に興味がわいてきます。
本棚劇場のプロジェクトマッピングの後、感動してそのまま退出してしまいそうですが・・・
本棚劇場の裏側にあるので、お忘れなく!
1F 「グランドギャラリー」・「まんがラノベ図書館・源義庭園」
続いては1Fに移動しましょう。
1Fには大型の企画展を開催している「グランドギャラリー」と「まんがラノベ図書館・源義庭園」があります。
グランドギャラリーは、「1DAY パスポート」もしくは、グランドギャラリー単体の入場券が必要です。(今回私達が購入したスタンダードチケットでは入館できません)
グランドギャラリーは、体感型デジタルアート劇場とのことで、通常の展示とは異なる新しい展示を楽しめるそう。
伺ったときは、「サルバドール・ダリ」展が開催されていました
マンガ・ラノベ図書館は、「1DAY パスポート」「スタンダードチケット」どちらでも入場できます。
マンガ・ラノベ図書館のみの単体チケットもあります。
マンガは角川が出版しているもののみで、約7,000冊読み放題。
ラノベは、なんと約30,000冊!
小さなお子さんが楽しめる本や、キッズスペースもありました。
マンガ・ラノベ図書館には、源義庭園という小さな庭園があります。
図書館は飲食禁止のため、水分摂取などは庭園スペースでとることができるようです。
椅子も複数あります。
そして、ラノベの数がすごい!
好きな人は何時間でも滞在してしまいますね。
2F チケットカウンター・ロックミュージアムショップ・角カフェ
メインの出入り口は2F
チケットカウンターと、ショップ、カフェがあり、こちらは無料で入ることができます。
ショップはアニメやアートの展示関連商品や埼玉県で作られたクラフト雑貨や食品などがあり、楽しい!
カフェもあります。
3F 「EJアニメミュージアム」
アニメに関連する企画展が展示される場所です。
入館するには、別で企画展のみのチケットを購入する必要があります。
(よって、私たちが購入したスタンダードチケットでは入れません)
訪問した際は「永野護デザイン展」が開催されていました。
5F 「武蔵野ギャラリー&回廊」と「レストラン」
荒俣ワンダー大書界を見ていると5Fに辿り着きます。
本棚劇場を上から見ることもできます!
5Fには、武蔵野に関する展示と、レストランがあります。
では、そろそろ、ランチにしましょう!
次回に続きます。
次回は角川武蔵野ミュージアムでいただいたランチやデザート、私が感じた見どころなどを紹介します。
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