母親がこんぴらさん(金刀比羅宮)に行きたいとのことで、母と妹と甥っ子姪っ子たちと香川へ。
金毘羅宮にお参りした後、夫と2人で高松観光します。
part1の記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
2日目
香川県庁
丹下健三が設計した香川県庁。
昨日は外観から見ただけなので、今日は館内へ!
どこを見ても格好良く、興奮しっぱなしです。
・猪熊弦一郎の壁画
ニューヨークにいる猪熊弦一郎へこの壁画について丹下健三が依頼している手紙も展示されていました。
・県庁内の家具は剣持勇と丹下研究所で分担されたそう。
・照明のデザインまでゆき渡っています。
・設計のミニチュア模型
建物だけでなく、竣工後に多くの作庭家や建築家から評価されたという庭園の模型も。
木とコンクリートと壁の白い塗装が良いバランス。ちょっとしたところにハッとさせられます。
やはり丹下健三はすごい・・・。
憧れていた場所だったので、実際の建物と空気感に触れられてとても幸せな時間を過ごしました。
田村神社
讃岐国一宮の神社。創建は709年と言われる古い神社です。
写真は撮っていないのですが、干支や七福神の像が沢山あり、どれも表情が豊か。
お子さんと一緒にお参りしても楽しいと思います。
栗林公園
高松の観光スポットといえば、大名庭園の「栗林公園」。
大名庭園といえば、江戸時代に各大名が競うように造った庭園で、
徳川家康の「浜離宮恩賜庭園」、金沢の「兼六園」や岡山の「後楽園」など、現在にも残る有名な大名庭園が全国にいくつもあります。
松の庭園とも言われているそうで、沢山の松が植えられていました。
栗林公園の中にある「讃岐民芸館」
建築は喫茶「城の眼」や「まいまい亭」と同じ山本忠司です。
入ったらすぐに、巨大な高松張子(たかまつはりこ)「奉公さん」が迎えてくれました。
「奉公さん」とは江戸時代、お姫様の病気を治すために自分にうつし、身代わりになった童女をモチーフにしたもの。
香川では子供の厄除け人形として知られているそうです。
なんとも優しい表情です。
香川漆器の展示もありました。柔らかな丸みを帯びた形状と渋さのある朱赤に魅かれます。
讃岐円座(丸く編んだ敷物)
なかなか格好良い円座です。
技術は継承されず、途絶えてしまったそう・・・。
時代が移り変わり、継承されない技術や伝統が増えているのかと思うと心が痛みます・・・。
「讃岐民芸館」庭園と合わせて、香川の民藝も楽しめるのでおすすめです。
こちら、入館料はかかりません!
引き続き庭園散歩を楽しみます。
栗林公園には池も沢山あり、川も作られています。
川の流れをゆっくり眺めていると癒されます。
昔の人もそうだったんでしょうね。
庭園散歩の後は、栗林公園近くにある甘味茶寮「ほとり」で香川名物の"あん餅雑煮"をいただきます。
あん餅雑煮
白味噌のお雑煮で、お餅の中に"あんこ"が入っています。
正月だけでも贅沢にと、あんこを入れたお餅を雑煮に入れて食べたのがはじめとされてるそう。
江戸時代末期頃から、食べられていたと言われています。
散歩の後にぴったりです。
天勝でうなぎランチ
ランチは瀬戸内の魚が食べられる天勝へ。
カウンターの前に大きな生け簀があります。
私はうな重。厚みのあるうなぎが美味しい!
夫は天ぷら御膳。
次回は夜にも行ってみたいお店です。
お腹いっぱいになって、引き続き観光を楽しみます!
part3へ続きます。