猛烈な暑さが続いていましたが、先週から少し過ごしやすくなりました。
7月末頃から暑さの為お散歩をお休みしていましたが、「花散歩」も再開です!
- フリル状の花を鮮やかに咲かせる「サルスベリ」
- 小さな花と実が可愛らしい「ヤブミョウガ」
- たわわに実る「トチの実」
- 実りはじめた「イチョウの実」 / においの理由・・・
- 木の妖精?「ヒマラヤスギの実」
- 松ぼっくりとは?
フリル状の花を鮮やかに咲かせる「サルスベリ」
ミソハギ科サルスベリ属
ギラギラした暑い夏でも、街路樹として私たちの目を楽しませてくれる貴重な花。
花の色は濃いピンクや淡いピンク、白など複数あります。
くしゃっとしたフリル状の薄い花びらが軽やか。
見た目もボリュームアップして華やかに見えます。
白い花のサルスベリも見つけました。
漢字で書くと「百日紅」。
名前のとおり、100日程度の長い期間美しい花を咲かせます。
小さな花と実が可愛らしい「ヤブミョウガ」
ツユクサ科ヤブミョウガ属
ミョウガに似た葉をもつ「ヤブミョウガ」
若芽は食べることもできます。
湿気の多い土地を好むので、比較的暗い場所で見かけます。
小さな花と緑の実がかわいらしい。
花と実が一緒になっているのが珍しい!
緑の実は熟すと紫色になっていきます。
花散歩なので花を探していたのですが、今回は「実」を沢山見つけました。
たわわに実る「トチの実」
ムクロジ科トチノキ属
トチの木を見ると、たわわに実がついていました!
トチの実は縄文時代から食べられていたそう。
日本人とは長いお付き合い!
今は、栃餅(とちもち)や栃の実せんべいなどで使われています。
アクが強く、アク抜きで2ヶ月くらいかかるとか・・・。
お土産屋さんでよく見かける栃餅や栃の実せんべい。
次に見かけたら、「時間をかけてアクを抜いたんだなぁと」これまでとは違う目で見るようになりそうです。
実りはじめた「イチョウの実」 / においの理由・・・
イチョウ科イチョウ属
イチョウの実、「銀杏(ギンナン)」も実がなり始めていました。
まだ緑ですが、これから色づいていくのですね。
いまはまだ無臭!(笑)
銀杏の強烈なにおいは、野生動物から種を守るためだそう。
人間ですら強烈なにおいに感じるので、においに敏感な野生動物からすると破壊力がありそうです・・・。
銀杏は2億年前にはすでに存在していたと言われているので、「におい戦略」は大成功!
木の妖精?「ヒマラヤスギの実」
夫と散歩していたところ、夫が「木になにかいる!」と。
マツ科ヒマラヤスギ属
見上げると杉の木の上になにやらコロコロした卵のようなものが。
調べてみたところ、松ぼっくり(ヒマラヤスギだからヒマラヤスギボックリか?)だそう。
なんだか木の妖精のように見えてかわいい・・・(トトロ的な)。
松ぼっくりとは?
そもそも、松ぼっくりって何なんだろう?と疑問に思ったので調べてみました。
松ぼっくりは、種を守るもので球果(きゅうか)と言われるそう。
どんどん成長し、うろこ状の傘(かさ)が開いていきます。
カサの間には沢山の種が入っていて、風に飛ばされて旅をします。
種が飛んだ後、役目を終えた松ぼっくりはポトリと地面に落ちるそう。
私たちが足元で見かけるのは、役目を終えた松ぼっくりです。
「お疲れ様です!」
実りの秋に向けて植物たちは準備中。
季節の移り変わりを感じる散歩になりました。
他の花散歩の記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
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