「春よ、そんなに急がないで」。
八重桜が散りだすと、ふと、そう思ってしまいます。
八重桜、先週は綺麗に咲いていたのに、今週は雨風でほぼ散ってしまいました。
もっと一緒にいたいのに。
緑の葉が次々と生まれています。先へ先へ・・・置いていかないで〜。
歩いているとあちこちで花をみかける季節の到来です。
お散歩で見つけた花を紹介します。
- ソメイヨシノの後は「八重桜」！
- 少しでも隙間があれば咲きますよ「ハルノノゲシ」
- 気品を放って咲く「紫木蓮（シモクレン）」
- 清楚な雰囲気なのに丈夫！「ツルニチニチソウ」
- 可憐な愛らしい花を咲かせる「カリン（花梨）」
ソメイヨシノの後は「八重桜」！
桜が散ってしまうと、少し寂しい気持ちになります
けれど、桜の後には八重桜が咲きます！
家の近所に咲いている八重桜は濃いピンク。
散歩していると、淡いピンクの八重桜を見つけました！
八重桜はこのボリューム感が可愛らしい。
新緑とのコラボができるのも、八重桜ならでは。
写真を撮っていると、近くを歩いていたおばあさんが「他にも八重桜の綺麗なところが近くにあるよ」と教えてくださいました。
場所を聞くと、「同じ方向なので一緒に行きましょう。」と連れて行ってくださいました。
数分歩いて到着しました。
八重桜の並木道です！
優しいおばあさんのおかげで八重桜の新スポットを知ることができ、素敵な散歩になりました。
桜は散っている姿も、地面に落ちている姿も人の目を楽しませてくれますね。
少しでも隙間があれば咲きますよ「ハルノノゲシ」
キク科ノゲシ属
大量のタネを作り、風に運ばれ広がっていく花。
固いコンクリートの隙間からもしっかり成長する逞しさがあります。
2メートルくらいまで成長するものもあるそう！
誰かが意図して植えたものではない、誰のものでもない花。
そんな花をみつけるのも花散歩の楽しみのひとつです。
気品を放って咲く「紫木蓮（シモクレン）」
モクレン科マグノリア属
肉厚の深い紫。
大きな縦長の楕円形の花は遠くからも目立ちます。
見るたびに、艶やかな紫色に惹かれます。
この色だからか、閉じた状態で密やかに咲いている様子がそう思わせるのか、気品を感じます。
早春から咲き始めて、桜が散っても咲き続けるので比較的長く楽しめるのも嬉しい。
新緑の中、気高く咲いていました。
清楚な雰囲気なのに丈夫！「ツルニチニチソウ」
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
手裏剣（シュリケン）のような形の花びらがユニーク！
縁日で売っていた風車のような形でもあります。（古い？）
繁殖力が強く冬でも枯れないので、ヨーロッパでは「不死のシンボル」としても知られているそう。
確かに勢いよく生えています。
害虫にも強くて丈夫とのこと。
淡い紫の清楚な雰囲気をもちながら、とても強いのです。
可憐な愛らしい花を咲かせる「カリン（花梨）」
カリン属バラ科
公園を散歩していると、小さなピンクの花をみつけました。
カリンは中国原産で平安時代には日本に来ていたそう。
カリンといえば、黄色い大きな実。
そして、喉に良いということで、のど飴のイメージでもあります。
こんな可愛らしい可憐な花を咲かせるのですね。
こぶしの花が咲き、桜が咲き、八重桜が咲き、初夏を迎えます。
今年の桜は特に、一気に咲いて、一気に去っていったような気がします。
過ごしやすい初夏は少しでも長くなるといいなぁ。
2022年４月の花散歩はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
2021年４月の花散歩はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
他の花散歩の記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
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