the corner of life 生活まわりのモノとコト、週末を楽しむモノとコト。

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関東近郊旅行(日帰り): 江之浦測候所と海鮮ランチ(うに清)/ 中川一政美術館 / 日帰り温泉 (天山湯治郷)


2018年の夏頃、小田原の江之浦測候所に行った際の記録です。
どこを見ても美しく、感動の連続でした。

小田原といえば新鮮な魚介でしょう!海鮮ランチは「うに清」へ。
中川一政美術館と箱根の日帰り温泉にも立ち寄り、日帰り旅行を満喫しました。


江之浦測候所



「海景」シリーズなどで知られ、最近は建築に関する作品も多く手がけている日本の写真家、杉本博司氏が構想から竣工まで20年以上の歳月をかけて手がけた江之浦測候所。

杉本博司氏のことは、世界各地の海を同じ構図で撮り続けた「海景シリーズ」で存じ上げていましたが、以前杉本氏の本を読んで、美しい文章と美しいモノへの視点に魅力を感じ、密かに尊敬していた人でした。

杉本氏の構想からできた場所で、彼の集めたコレクションが配されているなんて!
これは、必ず見たい!!!

事前予約が必要です!

事前にホームページから予約をします。(突然行っても入れないので、お忘れなく!)
私は10:00からの午前の部に申し込みました。(午前の部、午後の部、夕景の部があります。)
入館後、参加者全員で注意事項や簡単な施設の説明を聞きます。
その後、2時間自由に施設内を散策します。

終わった人から帰るのですが、時を忘れ、時間いっぱい滞在しました。

明月門

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入り口付近にある明月門。
鎌倉の臨済宗建長寺派 明月院の正門として室町時代に建てられた門です。

その後関東大震災の時に半壊したのですが、修復され、日本の実業家で茶人である馬越恭平の邸宅の正門として使用されていました。

しかし、第二次世界大戦の際に邸宅が爆撃を受け、残ったこの門を鉄道王として知られる初代根津嘉一郎が譲り受けました。

その後、根津美術館の正門として使用されていたのですが、2006年の隈研吾氏による建て替えの際に、杉本氏の手に渡ったそうです。

少し説明が長くなってしまったのですが、当時の名士のバトンでこの場所にと思うと、しみじみと見入ってしまいます。

門の塀は、木賊張り(とくさばり)といって、半分に割った竹を縦に並べて作られています。
同じようなものが、桂離宮伊勢神宮などでも見られるそうですが、現代では技術的に作るのが大変困難とされている技法だそうです。

こういった、今は困難とされている技術を使っていることも、この施設の魅力の一つになっています。


待合棟のテーブル

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はじめに説明を聞く場所にあります。 樹齢一千年以上の屋久杉の一枚板で、高野山の大観寺にあった石の水鉢が合わせられています。

木の木目や節を眺めるのが好きな私は、胸の高鳴りを抑えられません!
この力強く畝った木目や節!完全にアートです。
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光学硝子舞台

f:id:thecorner:20190706181807j:plain 檜材を用い、長い柱と貫で固定した懸造り(かけづくり)の上に、カメラや望遠鏡のレンズの原料である光学硝子が敷き詰められています。

冬至の朝には、太陽の光がまっすぐこの舞台に差し込むそうです。
空と海の中に浮かぶ硝子の舞台は、この風景に溶け込んでいました。
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冬至光遥拝隧道(とうじこうようはいずいどう)

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70メートルの鋼鉄製のトンネル。
冬至の日の朝に、朝日がちょうどこのトンネルを抜けるそう。

トンネルの終点からの景色。
体が自然の中に浮かび、一体になるような気持ちになります。
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トンネルの上も見ることができます。(止め石まで進めます。)
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茶室「雨聴天」

f:id:thecorner:20190706182203j:plain 千利休作といわれる「待庵」をモチーフに作られた茶室。
この地にあった、みかん小屋のトタンの屋根が使われています。

なるほど、雨の音を聴く・・・。

私が小学生くらいの時、家の近くに農機具などを置いていたトタン小屋がありました。
そこで過ごすのが好きで、雨の日は雨の音を聞きながら「雨が強くなった」「もう少ししたら止みそうだ」などと雨の音を聞きながら過ごしていたことを思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。

雨の音を意識的に聞くようなことがなくなったなぁ。
改めて聴くと、贅沢で満ち足りた気持ちになりそうです。

夏至光遥拝100メートルギャラリー

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夏至の朝、朝日がこのギャラリーを照らすように設計されています。
こちらのギャラリーでは杉本博司さんの作品が展示されていて、引き込まれました。

敢えて剥離をそのままにした大谷石の壁。
柔らかな肌合いは空間を穏やかにしているようでした。
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石が好きで、良いものが見つかると、よく自宅の庭に取り寄せていた亡き父親を思い出します。
様々な表情の石が各所に配置されているので、父が見るととても喜んだだろうなと思いながら、自分自身も石に惹かれていきました。


根府川石 浮橋

近隣で採取される石で作られた石の橋。
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日吉大社礎石

日吉大社の礎石に水鉢の穴を掘ったもの。
石は兵庫県の龍山石。
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目に触れるものすべて「これは何だろう」と興味を持ち、知的好奇心を満たす場所でした。
また、どこを見ても絵になる風景は目も心も楽しませてくれます。



満たされた気持ちで、ランチへ。

ランチ :うに清(うにせい)


江之浦測候所から車で約15分くらい走って、ランチに向かいます。
「うに清」は、鮮度の良い海鮮がお腹いっぱい食べられます。
色々たくさんのコースがありますが、一番お手頃な梅コース(2,500円程度)を注文。
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カマスの塩焼き、サザエのつぼ焼き、アジのたたき、焼きエビ、アジのたたき、刺身!
どれもシンプルな味付けで美味しい!
梅、竹、松、亀、鶴、特上と1,000ずつ価格が上がり、その分アワビ、生うに、海老味噌汁などお料理が増えていきます。

窓の景色は海!海を眺めながらの食事は、「旅行に来た!」という感じがします。
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写真はないのですが、この後「中川一政美術館」へ。

中川一政美術館


この美術館がある真鶴の風景や薔薇の絵を描いた画家。
ゴッホセザンヌの絵に影響を受けたそうで、生き生きとした躍動感のある筆致や色遣いがとても魅力的でした。

少し離れたところに、アトリエを再現した場所もありスタッフの方が説明してくださいました。

その後は温泉に入りに、箱根へ!

「箱根・ルッカの森」に立ち寄り、お土産を購入。
こちらも画像がないのですが・・・染色家の望月通陽さんの暖簾や装飾も楽しめます。
車で立ち寄れるのも嬉しいです。

余談ですが、ルッカの森の近くに、「箱根菜の花展示室」というギャラリーがあります。
私が行った時はお休みだったのですが、いつか伺ってみたいと思います。
小田原にある「菜の花暮らしの道具店」というお店もとても素敵ですので、江之浦測候所に行かれる際は立ち寄られてみては如何でしょう。
企画展の時のみに営業するギャラリー「うつわ菜の花」も近くにあります。


天山湯治郷


汲み置きせずに、湧き出た源泉をそのまま楽しめる温泉です。
「天山」と「一休」があり、私たちは「天山」を利用しました。
露天風呂が最高!
またゆっくり行きたいなぁ。

緑に囲まれた綺麗な施設でゆったり過ごしました。
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現在、江之浦測候所では、杉本博司が蒐集してきた化石コレクションが展示される「化石窟」など、施設内に新しい場所も増えているので、また伺いたいと思います。



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