夫が秋葉神社に行ってみたいという事で、「小國神社」、「事任八幡宮」と静岡の神社巡りに行くことに!
また、建築家・藤森照信氏設計の「秋野不矩美術館」も訪問します。
今回の記事は秋葉神社(上社・下社)参拝です。
静岡の霊山、秋葉山。
秋葉神社の創建は709年と伝えられています。
飛鳥時代!古くから信仰を集めている神社なんですね。
御祭神は、火之迦具土大神(ヒノカグツチノオオミカミ)。
ヒノカグツチノオオミカミは、伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)二柱の神の御子で火の主宰神です
秋葉神社 下社(遥斎殿ようさいでん)
秋葉神社は上社と下社がありますが、まずは下社に参拝します。
東京の自宅からは休憩込みで4時間くらいでした。
下社は山上の御本殿(上社)を遥拝するための神殿です。
1943年に大きな火災があり、山の上の社殿が消失。
再建が進まない中、参拝者の要望で下社が作られることになったそう。
その後、本殿が再建された後も残されています。
こちらの下社、とてもしっとりとした穏やかな雰囲気でした。
木々に囲まれた参道を歩くと、不浄なものをどんどん吸い取ってくれそう。
参拝後に、駐車場近くの「気田川」へ。
なだらかで河川が広いので、バーベキューやキャンプでも人気があるそうです。
雨が降った後なので、水が泥水ですが・・・晴れた日だとかなり気持ちの良い場所だろうと思います。
参拝の前後にゆっくり散歩したい場所です。
秋葉神社 下社から上社までのアクセス
続いて、上社に向かいます。
秋葉神社の上社は下社から車で約1時間。
同じ秋葉神社なので近いと思いがちなので、注意です!
もう10分程度早く行ける道があったようですが、通行止めになっていました。
下社から上社までは徒歩で登れる道もあり、約2時間ほどで到着するそうです。
登山道として整備されているようですので、時間があれば、徒歩で行くのも楽しそう!
秋葉神社 上社
秋葉神社の上社があるのは標高866m。
高尾山で600mくらいなので、なかなかの山の上です。
駐車場の前には大きな鳥居が。
上社の狛犬はオオカミだそう。
シュッとしていらっしゃる。
車でかなり登りましたが・・・。
歩きでもまだまだ登ります。
火災の後、再建がなかなか進まなかったそうですが、納得です。大変だっただろうなぁ・・・。
背の高い杉の木が並び、本殿まで導いてくれます。
近隣の山々がだいぶ下に見えます。
登ってきたなぁと実感。
西ノ閽の神門(にしのかどもりのしんもん)
西ノ閽の神門が見えてきました。
西ノ閽の神門は地元の天龍杉で作られた神門です。
四隅に天の4方向を守る霊獣の彫刻が配置されていて、かっこよい!
東の青龍
南の朱雀
西の白虎
北の玄武
幸福の鳥居
まだまだ頑張って登ると、ようやく「幸福の鳥居」に到着。
おー!金色の鳥居!
「幸福の鳥居」は、幸福を象徴する黄金で作り、多くの人に幸福が与えられるようにと建てられたそう。
茅の輪が設置されていましたので、茅の輪くぐりをさせていただきました。
茅の輪とは、しめ縄でも使われる「茅(かや)」で作った大きな輪で、これをくぐることで厄が払えると言われています。
茅も黄色くて見た目も素敵です。
御本殿
さらに階段を登ると御本殿が。
まだ登るのね・・・。
御本殿に到着。
賽銭箱にもみじの模様が入っています。
秋葉神社の神紋「7つ葉もみじ」です。
横から見てもとても立派です。
こちらの彫刻もすごい!
隅々まで丁寧に作られた神社だなぁと思いながら参拝しました。
あいにく雨が降ったりやんだりの天気だったのですが、こちらの神社から見る景色がとても良いのです!
わかりにくいですが、山の奥には龍のようにうねっている気田川が見えます。
天気が良ければ、青い空に映える黄金の鳥居、うねる川と静岡の街並みの景色をさらに楽しめることと思います!
道の駅掛川 仙の坊掛川店
お昼は「道の駅掛川」でお蕎麦を食べます。
自家栽培の自然薯とろろ汁と、厳選された国産のそば粉を使用した二八蕎麦が人気のお店、「仙の坊」。
本店は近くの袋井市ですが、道の駅掛川でも食べられます。
実はこちらに訪問したのは2度目。
やっぱりシンプルで美味しい!
また、掛川に来た際は「深蒸し緑茶」をお忘れなく!
お茶の色はどろりとした濃い緑で驚くかもしれませんが、まろやかでコクがあり美味しいです。
暑い時期は水出しもおすすめです。
しんとした空気が広がる「下社」、堂々と天空を仰ぐように構える「上社」。
どちらも異なる雰囲気でどちらも参拝できて良かったです。
特に「上社」はこんなに立派な神社と知らずに訪れたので驚きました!
この後は秋野不矩美術館と事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)、小國神社(おくにじんじゃ)、に向かいます。
part2に続きます。