引きこもりの日々が続いていますが、今回は12月下旬に高尾山に行った際の記録です。
- 初心者から登山好きまで。魅力的な高尾山のルート
- 高尾山の見所。(たこ杉、薬王院、山頂から眺める富士山、リフトからの景色)
- 登山の後はやっぱり温泉。「京王高尾山温泉 極楽湯」
- 高尾山はグルメも豊富!(高橋屋のとろろ蕎麦、天狗焼)
何度登ったか、数え切れないほど登っている「高尾山」。
がっつり登山を楽しみたい時は、近くの山々(景信山や陣馬山)と合わせた縦走も良いですが、今回は久しぶりの山登りなので、観光を兼ねて登山気分も軽く楽しめるルートにしました。
初心者から登山好きまで。魅力的な高尾山のルート
高尾登山鉄道公式サイトにて、分かりやすいルートマップが掲載されています。
www.takaotozan.co.jp
高尾山に登るのには複数のルートがあります。
観光を兼ねた軽い登山(往路:1号路、復路:4号路(途中からリフト使用))
軽い山登り気分を楽しみながら、観光もできる。
今回はこちらのコースにしました。おすすめのコースです。
往路:1号路で山頂まで
1号路はタコ杉や浄信門、薬王院を通るルートで、観光気分も味わえます。
初めて高尾山を登るなら、1号路はマストです。
(体力に自信がない人は途中までケーブルカーやリフトで登っても。)
復路:吊り橋をわたる4号路で下り、リフトで山麓駅まで。
4号路は急な道もあるので、靴や服装に不安があるようなら1号路で高尾山駅まで下る方が安心です。
初心者にもおすすめ。山登りを楽しむコース
高尾山の良いところは、気分や体力に合わせてルートを選べるところ。
特に私が好きなルートは下記です。
稲荷山コース
尾根あり、急な登りあり、これぞ山登り!というようなコース。
6号路
川が流れる水沿いを歩くコース。
水の音を聞きながら歩く、癒しのコースです。
所々水が流れ出て、足場が悪いことがあります。
どちらもスニーカーではなく、登山靴がおすすめです。
時々、ローファーやサンダルで登っている人を見ます。。。とても大変そう。。。
観光地だからと街歩きと同じ格好で行くと、靴擦れや汗などで楽しめなくなってしまいます。
特に履き物は気をつけましょう!
薬王院にも行きたい場合は、「稲荷山コース」か「6号路」で頂上まで登り、「1号路」で薬王院を参拝した後、リフトで下るコースはいかがでしょう。
行きは登山気分を満喫できます!
(個人的にリフトからの景色がおすすめということもあり、リフトをねじ込んでいます。)
慣れてきたら、縦走もチャレンジ(景信山⇨城山⇨高尾山⇨6号路)
バス(高尾駅⇨小仏バス停(約20分))を使わないといけないのですが、
景信山⇨城山⇨高尾山⇨6号路のコースがおすすめ。私たち夫婦は一番よく使うルートかも。
自然の空気にたっぷり触れながらゆっくり山に登りたい!という時にピッタリ。
何度か高尾山に登ったことがあるなら、挑戦してみてはいかがでしょう。
城山茶屋の名物「なめこ汁」も是非!
(観光客は少なく、登山客が多いルートです。)
高尾山の見所。(たこ杉、薬王院、山頂から眺める富士山、リフトからの景色)
ぐるりと曲がった根が印象的な「たこ杉」
その昔、薬王院への道を作っている時にこの木が邪魔になった為、切り倒すことになったそう。
その話を聞いた杉が、一晩のうちに新しい道の邪魔にならないよう根をぐるりと巻いたという逸話があります。
本当にすごい曲がっている・・・。不思議・・・。
開運のご利益があるとして、昔はこちらの根っこを手で触っていたそうです。
現在は保護のために触れられないようになっています。
変わり?に、かわいい「たこの像」がありました。
頭がつるつるなので、頭をなでるようです。
ここからが聖域、浄心門
「霊気満山」と書いてあります。
霊気が満ち満ちているんだと思うと、なんだか気持ちもすっきりしていきます。
1200年の歴史をもつ修験のお寺、「薬王院」
薬王院の門をくぐると、天狗が迎えてくれます。
744年に開山され、正式名称は「高尾山薬王院有喜寺」。
御本尊は、不動明王の化身「飯縄大権現(いづなだいごんげん)です。
飯綱大権現の従者が天狗とされたことから、高尾山には天狗がいるということになったようです。
実際に天狗を見た人もいるそうな!
山伏(山に籠って修行をする人)を天狗に見間違えた説もありますが、天狗様がいる説を信じたいところ。
山頂で富士山を拝む
高尾山の山頂からは富士山を拝めます。
雲が多い日でしたが見えました!!
ふわりと雲をかぶっていらっしゃいます。
高尾山の植物や動物について学べる「ビジターセンター」
山頂にはビジターセンターがあり、ムササビの剥製が見れました。
日没から2時間後くらいに活発に動くとのこと。
いつか見てみたいなぁ。
今回は行きませんでしたが、「さる園」も楽しいですよ。
山頂を楽しんだところで、下山します。
今回は、「4号路」で山頂駅まで戻ります。
途中、吊り橋があります。
しばらく歩くと山上駅に到着します。
「風」と「景色」と「自然」を楽しめるリフト
下りはリフトを使います。
所要時間は約12分
下りは景色が良い!
いつも足で下っていましたが、リフト良いです!
上から紅葉を眺められるのも贅沢。
山麓駅に戻ってきました。
登山の後はやっぱり温泉。「京王高尾山温泉 極楽湯」
2015年にオープンした温泉施設。
高尾山口駅から直結です。
線路下の地下道を抜けると極楽湯に到着。
サウナや炭酸風呂があるのも嬉しい!
ゆっくり疲れた筋肉をほぐし、汗を流しました。
高尾山はグルメも豊富!(高橋屋のとろろ蕎麦、天狗焼)
天狗焼きや蕎麦、その他ピザやラーメンなど、高尾山は食事も充実しています。
権現茶屋の黒胡麻がたっぷり入った「天狗らーめん」は見た目もユニークで、「観光に来た!」という気分になります。
今回は、山麓駅を降りて少し歩いたところにある、「高橋屋」さんでお蕎麦を食べました。
高橋屋のとろろそば
夫は温かいとろろそば。
私は冷たいとろろそばにしました。
大和芋と長芋を合わせて作ったとろろは、”粘り”と”とろみ”が最高!
安定の美味しさです。
高尾山の高級料亭「うかい鳥山」や「うかい竹亭」もいつか行ってみたいなぁ。
黒豆餡たっぷりの「天狗焼」
山上駅では「天狗焼」をお忘れ無く!
黒豆餡がたっぷり入ってとても美味しいです。
帰りの車の中でいただきました。
次はお弁当を持って縦走しようかな。
疲れたらケーブルカーやリフトでも降りられるという気軽さが、ついつい高尾山に向かってしまう・・・。
日本の中で1番登山客が多いと言われている「高尾山」。
都心からのアクセスが良いだけではなく、登山路も多く気軽な登山から本格的な登山まで楽しめる魅力たっぷりの場所です。
首都圏からも行きやすく、日本百名山に選ばれている「筑波山」。
筑波山の記事はこちらから。
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