11月上旬、いちょう並木が美しい「光が丘公園」へ。
色づく木々も多く、自然豊かな公園に癒されます。
珍しい野鳥にも出会えるかも。
- 「光が丘公園」とは
- 「光が丘公園」のアクセス
- 「光が丘公園」個人的におすすめの場所・見どころ
- 秋に色づく木々(光が丘公園で出合った木々 : ラクウショウ / トチノキ / モミジバスズカケノキ)
- 紅葉刈りをより楽しく!「バードウォッチング」のすすめ。
「光が丘公園」とは
1940年、東京緑地計画の候補地だった場所。
その後、太平洋戦争(第二次世界大戦)が始まったことから、計画が変更され「成増飛行場」が建設されました。
戦後は米軍の家族宿舎(グランドハイツ)となり、1973年に返還されました。
広さは607,824㎡。
東京ドーム、約13個分の広さです。
「光が丘公園」のアクセス
都営大江戸線の始発 / 終着駅の「光が丘」。
光が丘公園は、駅から徒歩8分です。
公園に行くまでの道も、いちょう並木です。
「光が丘公園」個人的におすすめの場所・見どころ
光が丘公園は、野球場、テニスコート、競技場などの運動施設や、バーベキューができる場所、遊具がある「ちびっこ広場」などがあります。
その他、お散歩して楽しい場所が沢山。
半分は大きな森のようになっているので、森の中に入って自然散策も楽しめます。
こちらは、公園にある看板の写真。
「ふたご橋」からの景色
光が丘公園の入口に向かう「ふたご橋」からの景色。
赤、黄色、オレンジ、緑、様々な色の木々が迎えてくれます。
夏には噴水公園になる、「けやき広場」
「つきみ大橋」を渡ると、「けやき広場」があります。
けやき広場には噴水があり、夏には水浴びする子供たちでにぎわいます。
両端に赤く色づきはじめた「ケヤキ」が見えます。
運が良ければ「カワセミ」も見られる。「 鑑賞池」
けやき広場の奥には「鑑賞池」。
小さな人工池ですが、「カワセミ」もよく遊びにきます。
↓「カワセミ」はイラストのような青い鳥です。
池のそばに「ラクウショウ」が植えられていて、綺麗に色づいています。
空を見上げると息を飲む美しさ。
池の水面には、周りの木々が映っています。
樹齢100年以上のいちょうが並ぶ、「いちょう並木」
もともと有楽町の旧都庁舎前に街路樹として植えられていたものが、
京葉線工事の支障となり移植されたそうです。
毎年美しい紅葉を見せてくれます。
両脇にはベンチが設置されていて、休憩にもぴったりです。
もみじ並木の奥にある「もみじ亭」
「もみじ亭」では、野鳥カメラマン達が待機。
珍しい野鳥に出会えるかも?
だいぶ色あせていますが、野鳥の写真が飾ってあります。
沢山の鳥たちの写真がとても可愛いです。
この日、私たちは「クロジ」のオスとメス、「メジロ」、「ヒヨ」、「シジュウカラ」を見ました。
「クロジ」は初めて見た野鳥だったので、大興奮でした。
「もみじ亭」周辺の「もみじ」も見どころのひとつ。
もみじの紅葉はまだまだですね。
※見頃は12月上旬と思われます。
鳥の声を聞きながら、木々のトンネルを歩く
光が丘公園は森のように背の高い木々がたくさん。
背の高い木々を見上げながら、木陰を歩きます。
色づいた木々の下を歩く道も
緑豊かで、鳥の声も聞こえます。
歩いているだけで気持ちが良くなる道です。
対象になる道に、赤く線をつけてみました(冒頭で掲載した看板の写真です)。
靴が汚れても問題なければ、森の中も歩けます。
森の中を歩くと、森林浴効果も倍増です!
春は桜が咲き乱れる「芝生公園」
ピクニックなら、「芝生公園」で!
写真に写っていないですが、右側がなだらかな丘になっています。
春は桜がとても綺麗な場所で、お花見のスポットとしても人気があります。
芝生公園の奥では、赤く美しく色づいた「もみじ」が。
もう一度「いちょう並木」を通って、「バードサンクチュアリ」へ。
望遠鏡も設置されている「バードサンクチュアリ」
池や洲浜、樹林や草地などを配置し、野鳥などの生き物がすみやすいように作られた場所。
ちょうど望遠鏡がない場所ですが、一部の窓には望遠鏡が設置されているので、双眼鏡を持っていなくても楽しめます。
窓からバードサンクチュアリの野鳥たちの様子を眺められるようになっています。
私たちが伺った時は「ハクセキレイ」がいました。
夫が見た時は、エビを食べていたそう。
※土日祝のみあいています。(午前9時から17時まで。冬場は16時30分まで。)
秋に色づく木々(光が丘公園で出合った木々 : ラクウショウ / トチノキ / モミジバスズカケノキ)
「いちょう」や「もみじ」の他にも、色づく木々を見ることができました。
枝が鳥の羽に似ている?「ラクウショウ」(落羽松)
地面に落ちた様子が、鳥の羽に似ていることからついたと言われています。
確かに似ているかも?
大きな葉が綺麗に色づく「トチノキ」
5-6月には花が咲き、実(トチの実)をつける、「トチノキ」。
黄色く色づき始めていました。
プラタナスとして知られる「モミジバスズカケノキ」
都内だと新宿御苑の「プラタナス並木」が有名ですね。
明治20-30年代に新宿御苑で初めて植えられたそうです。
幹の表皮が剥がれて一部まだら模様になるのも特徴です。
先日、「昭和記念公園」で出合った紅葉した木々はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
紅葉刈りをより楽しく!「バードウォッチング」のすすめ。
11月、少しずつ冬鳥(渡り鳥)たちが日本にやってきます。
また、「メジロ」や「ヤマガラ」のような留鳥も山から里におりて来るので、出合うことが多くなります。
2-3月のハイシーズンに比べると少ないですが、可愛い野鳥を見つけるとテンションが上がること間違いなしです。
(落葉が始まると鳥たちをより見つけやすくなります。)
「この子は誰だ!?」というのを繰り返していると、どんどん愛着が湧いてきます。
もうそろそろ、「ツグミ」が来るかな・・・。など、季節が巡るのをさらに楽しむことができます。
紅葉や花見と合わせて、バードウォッチング。おすすめです!
光が丘公園では、小鳥たちだけでなく猛禽類に出合うことも!
私たちが使っている双眼鏡。初心者におすすめの倍率。
私たちが使っている双眼鏡はこちら。
夫が使っているのはこちら。
どちらも倍率は8倍です。
10倍だと鳥も大きく見えるのですが、倍率が高いと双眼鏡で鳥を探すのにハードルがあがるので、個人的には8倍がおすすめです。
双眼鏡があると鳥の表情や様子もバッチリ見えますし、似た鳥も見分けが出来るのでおすすめです。
どちらも軽量なので、旅行先にも持参しています。
光が丘公園には「日本庭園」はないですが、木々が多く沢山自然に触れられます。
行くたびに新たな発見がある、森のような公園です。
光が丘公園と同じ練馬区の「石神井公園」も紅葉&野鳥散策におすすめです。
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