宮島といえば!
世界文化遺産の「厳島神社」!
弥山(みせん)については、「なにやらロープウェイがあるらしい。」くらいの認識でしたが、厳島神社の背後にある弥山原始林も合わせて世界文化遺産だそう。
知らなかった・・・。
今回、はじめて弥山に登りました。
ロープウェーからの景色、迫力のある奇岩、弥山展望台から見える瀬戸内の風景など、想像以上にとても楽しみました!
今回は弥山の旅行記です。
前回の厳島神社についての記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
- 「弥山(みせん)」とは
- 弥山の登り方(宮島ロープウェー&徒歩 / 徒歩のみ)
- 弥山へのアクセス(ロープウェーを使う場合 : 厳島神社からロープウェー紅葉谷駅まで)
- ロープウェイを降り、弥山山頂展望台まで(弥山本堂 / 霊火堂 / 奇岩 / 展望台からの景色)
- 弥山観光の感想
「弥山(みせん)」とは
古くから神の島と信仰されていた山。
標高は約535メートル。
多くの奇岩、登山道から見える瀬戸内の景色、途中にある麗火堂(れいかどう)、弥山本堂など、見どころの多い山です。
頂上の展望台から見える風景は絶景!
弘法大師や伊藤博文も魅了した弥山。
1996年に厳島神社と共に、弥山の一部も世界文化遺産に登録されています。
弥山の登り方(宮島ロープウェー&徒歩 / 徒歩のみ)
弥山への登り方は宮島ロープウェーを使って途中まで登り、その後徒歩で山頂まで行くか、ふもとから徒歩で行くかの2通りあります。
私たちはロープウェーを使って登りました。
2種類のロープウェーを乗り継ぎ、徒歩で登る
なんと、2種類のロープウェーを乗り継ぎます!
1機目は8人乗りの小型のロープウェー。
乗車時間は約10分、絶景を眺めながら空中散歩ができます。
平日だからか、1組ごとの貸切でした。
遠くに宮島へ向かうフェリーが見えます。
だいぶ登ってきました!
10分近く登ると流石に高いですね。
2機目の写真がないのですが・・・。
30人乗りのやや大型のロープウェーに乗り継ぎます。
こちらからも瀬戸内の美しい景色を見ることができます。
乗車時間は約4分です。
ロープウェーを降りた後は徒歩で山頂の展望台まで向かいます。
所要時間は約30分程度です。
なかなか急勾配が多くキツイ・・・!
歩きやすい靴じゃないと危ないなと感じました。
足に自信がない方は、ロープウェーの獅子岩駅の近くにある獅子岩展望台でも景色を楽しめます。
※紅葉時などの混雑時期、ロープウェーは予約制になる事もあるようなので、事前に宮島ロープウェーのホームページを確認される事をおすすめします。
宮島ロープウェー
ふもとから徒歩で登る
弥山は登山コースもあります。
登山コースは3つあり、約1時間半〜2時間半程度かかります。
宮島観光協会のホームページに各コースについての説明がありました。
歩いて登山 3ルート|観光・登山モデルコース|一般社団法人宮島観光協会
頂上付近を少し歩いただけですが、山の雰囲気からすると麓から歩くのはなかなかハードなのでは・・・と思いました。
弥山へのアクセス(ロープウェーを使う場合 : 厳島神社からロープウェー紅葉谷駅まで)
厳島神社から徒歩約16分くらいの場所に、「宮島ロープウェー 紅葉谷駅」があります。
16分・・・。まぁまぁありますね・・・。
ロープウェー駅までは無料送迎バスがあるので、行きは送迎バスを使いました。
(3分程度の乗車です。)
厳島神社から徒歩6分くらいの場所に、バス停があります。
バスの時刻を事前に確認しておくとスムーズに行けます!
交通アクセス・無料送迎バス時刻表 | 宮島ロープウェー
帰り道はゆるい下りなので、帰りは歩いて帰りました。
紅葉谷公園を抜けて歩くので、紅葉の時期はきっと綺麗だと思います。
ロープウェイを降り、弥山山頂展望台まで(弥山本堂 / 霊火堂 / 奇岩 / 展望台からの景色)
ロープウェイの獅子岩駅を降りると、山頂展望台までの看板がありました。
初代内閣総理大臣の伊藤博文が「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と言ったそう。
それは頑張って登って眺めを見てみたい!
伊藤博文は弥山に魅せられ何度も参拝していたそうです。
歩きやすそうな道!
っと思ったら、急な登りが続く・・・。
時折見える瀬戸内の穏やかな景色に癒されます。
弥山本堂と霊火堂がある中継地点に到着しました。
弥山本堂
806年に弘法大使(空海)によって創建された御堂です。
麗火堂
弘法大師が火を灯し、今日まで途絶えることなく燃え続けている霊火がある場所です。
一瞬、火が消えている!
と焦りましたが、ほんの少し火がありました。
この火で沸かした霊水は万病に効くと云われているので、近くにある紙コップでいただきました。
麗火堂の近くに、大きな岩が!
少し進むと、「くぐり岩」が。
真ん中にあいた空洞を通り進みます。
すごいバランス・・・。
地震などで徐々に高さが低くなっているそうです。
いつまで通れるかな・・・。
展望台のある頂上に着くと、さらに大きな岩が!
ゴロゴロと積み重なっている!
なぜ弥山の頂上に、このような岩が沢山あるのかは明らかになっていないそう。
不思議・・・。
こちらは展望台。
360度のパノラマを楽しめます。
遠くに行き来するフェリーとフェリー乗り場が見えます。
ロープウェーの獅子岩駅の奥には瀬戸内の島々が見えます。
奥に見えるのは岩国(山口県)の方かな?
そして山頂にある沢山の奇岩。
この奇岩は、古来から信仰の対象になっていたそうです。
神の山と言われている弥山ならではの不思議な風景です。
下りは登りに比べて足取りが軽く、あっという間に獅子岩ロープウェー駅に到着。
帰りのロープウェーでも景色に癒されます。
弥山観光の感想
ロープウェーからの景色、迫力ある奇岩、弥山展望台から見える瀬戸内の風景など、想像以上にとても楽しみました。
ロープウェーを降りてから展望台までは、なかなかハードでしたが、
途中で瀬戸内の景色が見えたり、奇岩をながめたりしながら、なかなか楽しく登れました。
私たちは頂上の展望台まで登ったので、所要時間は3時間くらいでしたが、
ロープウェーからの景色がとても良いので、ロープウェーで登って下るだけでも充分楽しめそうです。
山頂展望台からの眺望は『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で三つ星をとったことがあるそうで、海外の人たちの姿もありました。
海外の人たちにも認められているのも納得です!
厳島神社の訪問の際、弥山に訪れるのもいかがでしょう?
新しい宮島の魅力が見つかります!
今回の宮島旅行の記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
その他の旅行記はこちらから。
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