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豪華寝台列車「ななつ星」を感じるホテル :JR九州ホテル ブラッサム大分宿泊記(「スーペリアダブル」部屋の様子 / 充実の温泉施設「シティスパてんくう 」/ 地元の食材を生かした美味しい和食)

ななつ星といえば、世界一の豪華列車とも言われる寝台特急
もちろんお値段はかなり高額(基本の3泊プランで100万超え)。

おそらく生涯乗車することがないだろう「ななつ星」。
そのななつ星を感じることができるホテルがあります。
ななつ星を感じるホテル ブラッサム大分

今回はJR九州ホテル ブラッサム大分の宿泊記です。

もちろん、温泉県大分!温泉もありますよー!



JRおおいたシティ内のホテル「JR九州ホテル ブラッサム大分」

JR九州ホテル ブラッサム大分はJRおおいたシティという施設内にあります。
ホテルブラッサム大分

ショッピングモールのアミュプラザや今回の宿泊で利用可能な温泉施設「シティスパてんくう」が最上階にあります。
JRおおいたシティ

施設から出なくとも食事や買い物などもできてしまいます。


ななつ星in九州」のデザイナー「水戸岡鋭治氏」が内装をてがけたホテル

豪華寝台列車ななつ星in 九州」のデザインは水戸岡鋭治氏。
世界一の豪華列車をテーマに、日本の伝統工芸を内装に取り入れ、新旧、和と洋を融合した個性的な寝台列車

ブラッサム大分は、その、水戸岡鋭治氏が内装をデザインしたホテルです。

レセプションもクラシカルな雰囲気で迎えてくれます。
ホテルブラッサム大分 レセプション
木を使用した天井、ななつ星の写真で見た気がします。

宿泊するフロアに移動しエレベーターを出ると、どどーんと装飾が。
ブラッサム大分でななつ星を感じる
この「普通じゃない」感がななつ星を感じます。

フロアのサインもななつ星デザインで嬉しい。


廊下の絨毯も、エレベーター前の装飾と同様に、19世紀末に始まった生活に芸術をとりいれる運動「アーツアンドクラフツ」を感じます。
アーツアンドクラフツ運動を感じる装飾(ホテルブラッサム大分)
※アーツアンドクラフツ運動とは、イギリスのウィリアム・モリスが起こしたデザイン運動。
産業革命の結果、安価な粗悪品が世の中に増えたことに対するアンチテーゼで、中世の美しい手仕事を取り入れ、生活と芸術を統一することを推奨した美術工芸運動です。


ホテルブラッサム大分「スーペリアダブル」部屋の様子

部屋の広さは約22㎡。
部屋の照明は落ち着いたあたたかなオレンジの照明でした。
部屋に入ると、クラシカルであたたかな雰囲気。
ブラッサムホテル大分 スーペリアダブル
現代の一般的なシンプルモダンとは異なり新鮮に感じます。

写真だとわかりにくいのですが、絨毯がとても素敵でした。
色が落ち着いた青色でクラシカルになりすぎず、センスが光ります。
ホテルブラッサム大分 ベッド

障子を使っているのも贅沢。
ブラッサムホテル大分 障子
ななつ星の装飾で日本の伝統工芸「組子」がデザインに多く取り入れているのですが、こちらの客室にも障子の中央に組子が取り入れられています。

家具はホテルオリジナルだそう。

ベッドは、アメリカの「サータ社」のものです。
ホテルブラッサム大分 ベッド

サータ社のベッドは、我が家でも愛用しているベッド。
ベッドの買い替えで大変な思いをした時の記事はこちらから。

thecorneroflife.hatenablog.com


漆のように黒く艶々と輝く扉。(もちろん漆ではない。)
ホテルブラッサム大分 黒く輝く部屋の扉

ユニットバスはこじんまりしています。
ホテルブラッサム大分 ユニットバス
ここで急に現実に戻ります・・・。
大浴場があるのでバスルームは利用せずでした。


充実の大浴場(温泉・高濃度炭酸泉・ドライサウナ・ミストサウナ・水風呂)「シティスパてんくう」

地上80mの場所にある大浴場。
天然温泉に高濃度炭酸泉、サウナや水風呂もある充実した温泉施設です。

展望風呂からは大分の街・山・海が見渡せます。(女性は湯浴み着(入浴の際の簡易な服)があります)
景色がとても良いのですが写真がないので、「シティスパてんくう」のリンクを貼っておきます。
www.cityspatenku.jp


温泉は地下700mから汲み上げたという「大深度地熱温泉(古代の植物に由来する炭酸ガスを含んだ深層熱水)」。

宿泊者でない一般の方も利用できる施設ですが、
宿泊者は専用のエレベーターがあります。

こちら、温泉も展望も素晴らしいのですが、魅力的な施設なので混雑していました・・・。

ゆっくり旅の旅情に浸りながらというよりは、展望を楽しんだり、サウナで汗を流したり、炭酸泉に入りながら展望を眺めるなど、入浴と展望をを楽しむという印象です。
  

ホテルブラッサム大分の朝食

レセプションと同じフロアの「庭の食卓・四季」で朝食をいただきます。

この朝食会場も雰囲気があるのです!
ホテルブラッサム大分 朝食会場
まるで屏風絵のような椅子。

JRおおいたシティには屋上庭園があり、朝食会場は屋上庭園に隣接しています。
ホテルブラッサム大分 朝食会場
大きな窓からは庭園と奥に神社が見えます。

朝食は箱膳とビュッフェ。
箱膳が2種類あり、どちらもとても美味しそう。
ホテルブラッサム大分 朝食メニュー

私は和食を選びました。
箱膳 和食

ビュッフェもあり、パンや卵料理、大分ならではの料理「りゅうきゅう」や「とり天」、「さつま揚げ」など、充実の品揃えでした。
ホテルブラッサム大分 ビュッフェ

大分の郷土料理「だこ汁」も。
ホテルブラッサム大分 郷土料理のだご汁

デザートも沢山の種類がありました。
ホテルブラッサム大分 デザート
もう、ほんとうに胃袋が足りない・・・。

飲み物は「ガンジー牛乳」や「かぼすジュース」などもありました。
ホテルブラッサム大分 朝食のドリンク
ガンジー牛乳?」と思ったので調べてみたところ、
ガンジー牛乳は「ガンジー種」から搾られた牛乳のことで日本国内では100-200頭しか飼育されていない希少な乳牛だそう。


JRホテルブラッサム大分 宿泊した感想

乗車したことのない「ななつ星」に思いを馳せたり、展望風呂やサウナなど充実の温泉施設を満喫したりなど、エンターテイメントを感じるホテルでした。

朝食が美味しいのも印象的でした。

ななつ星に宿泊した方もななつ星の思い出を胸に宿泊されるとか。

現代のホテルはシンプルモダンなデザインが多く現代の生活に馴染んでいますが、独特な重厚感のあるクラシカルな雰囲気も日本らしくて良いなぁと感じ、新鮮な滞在になりました。


この大分駅のデザインも「水戸岡鋭治氏」。
レンガ風のクラシカルな雰囲気がとても素敵でした。
水戸岡鋭治氏デザインの大分駅


他の九州旅行記など旅行記はこちらから。

thecorneroflife.hatenablog.com


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