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自分に合うマットレスを探す旅。マットレス選びで苦労した体験記(「ニトリ」 エヌスリープ ラグジュアリー L3 / 「エアウィーブ」 S01 / 「サータ 」6.8インチポケットコイル / マットレスの返品 / マットレス選びにコツはある?)

マットレスの寿命は一般的に10年くらいと言われています。
気が付けばマットレスを購入して10年近く経過していました。

「そろそろ買い替えよう!」と、思い立ちベッドを買い替えることに!

この時は、長い道のりになるとは考えもしていなかった・・・。

マットレスは高額かつ個人個人の相性が重要になる難しいお買い物。
今回はマットレス選びで右往左往した体験記です。


今まで使っていたマットレス(シモンズマットレス + エアウィーヴマットレスパッド)

これまで、夫婦二人でダブルベッド1台を使っていました。


シングルサイズ2台の方が、お互いの振動も気になりにくく、睡眠の質を上げるのに良さそうと、シングル2台に変更を決めました。

使っていたマットレスは、シモンズのマットレスの上にエアウィーブのマットレスパッドを重ねて使うという、恐らくは珍しい使い方をしていました。

はじめはシモンズのマットレスを使っていましたが、エアウィーヴが気になり、エアウィーヴマットレスパッド(エアウィーヴ 01)を重ねて使っていました。

今回はマットレスのみ購入予定です。


ニトリ Nスリープ ラグジュアリー L3 を購入・そして返品

お値段N以上の「ニトリ」が手掛ける「Nスリープ ラグジュアリー」は評判の良いマットレス
買い替えるならこちらにしようかと考えていました。
早速店頭に試しに出かけしました。

ニトリ Nスリープ ラグジュアリーとは

「Nスリープ」はニトリが理想の眠りを追求して開発したマットレス

特に「ラグジュアリーシリーズ」は、Nスリープの中でもより体圧分散や寝返りのしやすさなど快適な眠りを求めて作られたシリーズで、大きくは下記が他のモデルと異なります。

・スプリングの配列
マットレスに使われているスプリングの配列が、他のシリーズは並行配列。
ラグジュアリーシリーズは交互配列になります。

マットレス選びメモ:平行配列と交互配列〉
ポケットコイルの並べ方の違いで、交互配列の方が並行配列より多くコイルを多く使います。
そのため、より細かく体を支えることができると言われています。
コイルの密度が高い為、寝心地は並行配列より硬めになります。


・二層構造
マットレスとトッパーの二層構造。
二層構造にすることで、マットレス安定性を高めつつ体圧分散が向上するといわれています。
トッパーを好みのものを選ぶことで、より寝心地を追求することができます。
また、通気性も良くなります。


ニトリ Nスリープ ラグジュアリー L3を購入 / 購入理由

ニトリの大型店では全てのシリーズを試すことができます。

店員さんが耐えず話しかけてこられるような感じではないので、ゆっくり試すことができました

もちろん、説明希望であればしっかり紹介いただけます。
(店員の方がいらっしゃらなければ、カウンターで番号札を取ると案内いただけました。)



ラグジュアリーシリーズは4種類あります。(※2023年5月時点)
色々試し、L3シリーズを購入しました。

L3シリーズを選んだ理由は、「3層構造の圧倒的なスプリング個数

マットレスはボトムとトッパーの2層構造ですが、
ボトムは2層のポケットコイル、トッパーは1層のポケットコイルが使われています。
合計3層

通常スプリングは1層ということを考えると、とても贅沢な作りです。

コイルの数のみでベッドの良し悪しは判断できませんが、多くのコイルを使うほど、より身体を細かく支えてくれると考えられています
当初はベッド選びの指標としてコイル数を意識していたので、とても魅力的に感じました。

ニトリのホームページ参照
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【スプリング数】
トッパー1395個+上段558個+下段416個=2369個

【スプリング線径】
ポケットコイルスプリング
ボトム線径
上段:1.4mm交互配列6巻き
下段:1.8mm交互配列5.5巻き
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マットレス選びメモ:ポケットコイルの線径〉
線径とはコイルの太さ。
線径が太いほど、丈夫で寝心地は硬め、細いほど柔らかい寝心地になるといわれています。

こちらの商品は、トッパーが1.4mmなので柔らかく、下段は1.8mmと少し硬めです。
体圧分散にも優れていて、「まるで空に浮いているようだ」との口コミもありました。

実際に横になるとふわふわと身体を支えてくれていて心地よく、購入することにしました!

私たちはシングルサイズを2点購入予定。
シングルサイズ単品で169,000円とニトリっぽくない(?)価格帯です。(※2023年現在)

※ベッドパットは別で購入したものです。

ですが、他のメーカーで2層構造、そして、同じくらいのスプリング数のものを買おうとすると、とんでもない価格になります。
さすがにお値段以上のニトリです!


ニトリ Nスリープ ラグジュアリー L3の寝心地

マットレスの上に横になると、ふわふわとした感触が身体を包みます。

自然と笑顔になるような気持ちよさで、幸福感を満たしてくれます。


ですが・・・。

夜中に背中が暑くなるような・・・?。

季節は夏から秋に切り替わっている季節。
背中に熱を感じて起きてしまうということが続けてありました。

熱がこもりやすいのでは・・・と思っていた時、 夫が「なんだか、背中が熱くない?」と言ってきて、確信に変わりました。
「うん、熱い。」

推察するに、詰め物のウレタンが厚めなので、熱がこもってしまうようです。
「熱い」という口コミは見なかったので、私たち夫婦の背中は、通気性抜群のエアウィーヴに慣れていたということが大きいかと思います。

きっとこれから寒くなっていくと気にならなくなるだろうけれど、夏が心配。

私たちにはエアウィーヴしかないのかもしれない・・・。
寝心地が気に入っていたのでとても残念ですが、返品することにしました。


ニトリマットレスを返品

返品可能期間は2週間
レシートなど購入履歴がわかるものの保管が必要です。

別途、引き取り料金がかかります。
5,500円(税込)でした。※2023年5月時点

まさか熱がこもってしまうということで返品することになるとは思ってもいませんでした。
実際に寝てみないとわからなかったので、返品可能というのは素晴らしいサービス!


エアウィーヴ マットレス(S01)を購入・そして返品

ニトリの返品を決めた後は、すぐに次のマットレスを購入しなければいけません。

私たちの背中にあうマットレスは「通気性抜群のエアウィーヴしかない!
と思った私たちは、エアウィーヴを手配することに。
購入したS01は、エアウィーブの中でスタンダードなモデルです。
エアウィーヴ

夫が奔走してくれ、無事にニトリの引き取り日に届けてもらえることになりました。
マットレス無しでは夜眠れませんので、間に合うかどうかヒヤヒヤしました。

これまではマットレスパッドを使っていましたが、今回はマットレスの購入です。
通気性はもちろん、洗えるというのも魅力的です。



エアウィーヴ(S01)の寝心地 背中と腰が痛い・・・!

とても悲しいですが・・・
エアウィーブを購入し、初日から身体が痛くなって夜中に何度も起きてしまいました。

これまで使っていたエアウィーヴマットレスの上に敷くマットレスパッドだったのですが、マットレスになると想像以上に寝心地が硬くなりました

数日間使用しましたが、毎日背中や腰が痛く、何度も目覚めてしまいます・・・。

エアウィーヴの方に相談したところ、「慣れるのに時間がかかる人がいる。私は慣れるのに2ヶ月かかりました」とのこと・・・。
1日でも辛いのに2ヶ月・・・。
もはや苦行・・・。

「上位モデルなら改善される可能性がある。」とも説明いただきました。
上位モデルはスタンダードモデルより柔らかい面があり、好みに応じて入れ替えることができます。
スタンダードモデルが約10万、上位モデルにすると約20万。

そして、返品は1人につき1回までなので、万が一合わなかったら返品できないとのこと・・・

これまでエアウィーヴマットレスパッドを使っていたので、エアウィーブが合わないということではなさそう。
柔らかい仕様のものに変えると確かに改善される可能性があります。

ただ・・・「これで合わなかったら」・・・と思うと不安が募ります・・・。

ずいぶん悩みましたが、返品することにしました。
夫は眠れないほどではなかったようですが、やはり硬さが気になるということで、2点とも返品することに。

ネットで調べてみたところ、体重が軽い(50kg未満程度)人や、筋肉が少ない人は高反発マットレスは合わない可能性があるようです。
私は自宅の体重体組成計にも「運動不足」と烙印を押されている身体ですから、高反発マットレスは合いにくいのかもしれません。

体重体組成計計を購入して「運動不足」と診断された記事はこちらから・・・。
thecorneroflife.hatenablog.com
人によっては高反発マットレスで身体の痛みが軽減される方もいるので、もうこれは相性かと思います。

※結局1週間経過しても痛みで起きてしまうことが続き・・・。
耐えられずに敷布団を購入してしまった・・・。
エアウィーヴ体が痛い


エアウィーヴを返品する

エアウィーヴは合わなければ返品が可能です。
返品期間は購入から30日。
返送料は自己負担です。
※販売店により返品できないこともあるので、購入する際にチェックが必要です。

エアウィーヴは合うと思い込んでいたので、外箱などの梱包資材は届いた時に処分しそうになりましたが、
念のため・・・と梱包資材は置いていました。
捨てなくてよかった・・・。
エアウィーヴの箱
※万が一返送する場合、梱包資材の手配だけでも大変なので、返品可能期間までは確保しておきましょう!


エアウィーヴ 返品の際の配送料金

エアウィーブは引き取りに来てくれないので、自分で手配する必要があります。

西濃運輸のサイトで見積もり
エアウィーヴを返品する可能性が出てきた時に西濃運輸のサイトで見積もりを取ってみたところ、6,000円くらいでした。

「意外と安くてよかった!」と思っていたのですが・・・。
改めて依頼したところ、18000円くらいでした。
軽くても容量が増えると料金が変わるそう・・・。

・その他配送業者の見積もり
相見積もりを取らなければと思い、他社も見積もりをとりました。(※2022年10月頃)

ヤマト運輸 約32,000円
佐川急便 約38,000円
西濃運輸 約18,000円

圧倒的に西濃運輸が安いので、西濃運輸にお願いしました。


・車で返品できる?
西濃運輸に依頼する前に、自家用車か赤帽で返品が可能かエアウィーヴに問い合わせました。


確認したところ、持ち込みは受け付けないとのこと・・・。
工場に返品するのですが、工場に一般車両は立ち入りができないそうです。

ニトリは初めから返送料の設定があったのでスムーズでしたが、エアウィーブは少し手間がかかりました。
また、返品可能といっても、大きなサイズのものですから返品も高額になってしまいます。

まさか続けて返品するはめになるは・・・・・・。
マットレス選びの難しさを痛感しました。

※エアウィーブ(S01)は返品することになりましたが、エアウィーブのマットレスパッドは8年近く使っていました。
そしてエアウィーブの枕も愛用していています。
ちなみに、座布団も持っています。やはり、洗えるというのは魅力的!
万が一、今使っているマットレスが合わなくなるようなことがあると、トッパーとしてマットレスパッドを購入することも考えています


「サータ」のマットレスを購入!

エアウィーブの返品を決めてからは、さらに忙しくマットレス探しの日々。

最終的に下記が候補になりました。

・シモンズ アメリカのブランド。高い圧縮率のコイルを使用。ホテルでの使用も多く、日本で人気の高いブランドです。
・日本ベッド 日本のブランド。ポケットコイルを高密度に使用したしっかりとした寝心地が特徴です。
・サータ アメリカのブランド。樽型ポケットコイルを使用。コイルから縫製まで日本国内で生産されています。

どれも高級ホテルで採用されているブランドです。

中材の通気性が悪くなると背中が暑く感じてしまうという私たち夫婦の特性を考え、中材はあまり分厚すぎず、シンプルなものを考えていました。
そうすると、シモンズなどのブランドでもシングルサイズで20万未満で購入できるということもわかりました。

ある日、サータのマットレスに横になってみたところ、もっちりとした寝心地で、硬すぎず柔らかすぎず好印象でした。
サータマットレスの寝心地

そして価格を見てびっくり。
シモンズくらいの価格帯(20万弱)を想像していましたが、10万ちょっとでした。

しかも、コイルから縫製まで全て日本で生産しているということがわかり、さらに魅力的に感じました。
広島の工場で生産されています。

これまでのマットレスと違い返品ができないのですが、下記の理由で購入を決めました。
①合わなかったという人をネットでもあまり見なかった。
ヒルトンなど宿泊したことのあるホテルで使用されていた。
③予算より安かった為、もし合わなかったとしてもトッパーを購入しようと思えた。

いざ、購入する段階で、メーカーのホームページにはない商品が、家具屋やネットショップに出ていて、価格はさらに安くなっていました。
どうやら、詰め物が少し違ったり、ゾーニング(腰のあたりやふち回りを線系の太いものを使用するなど)が異なったり、柄が違ったりという感じでした。

わかりにくい・・・。


少し混乱しましたが、ベッドメーカーでは売店用に既存ラインナップと異なるものを作ることはよくあるようです。
夫がいくつか問いあわせをしてくれ、丁寧に対応いただいたビーナスベッドで購入することにしました。


サータマットレス(6.8インチペディック68 F1-P)の寝心地

購入したマットレスは、「6.8インチペディック68 F1-P」
6.8インチのポケットコイルを使用。線形は 1.9mm/2.0mm。

「平行配列」か「交互配列」かを選べ、寝心地がソフトな「平行配列」にしました。
へたりやすい腰回りのみポケットコイルの線径が2.0㎜(その他は1.9㎜)というのも気に入りました。

通気性を高めるための空気穴もあります
サータマットレス空気穴


ベッドフレームも買い替え(ニトリから無印良品へ)

ここまで触れませんでしたが、今回ダブルサイズ1台からシングルサイズ2台に切り替えるにあたり、ベッドフレームも新しく買い替えました。

ニトリマットレスを購入する際に、合わせてニトリで購入しました。

組み立てもお願いしたのですが、稀にギシギシときしむ音が・・・。
マットレスと合わせて返品し、無印良品のベッドフレームに買い替えました。

無印良品のベッドフレームは軋むことなく使えています。

軋むフレームにあたったのは運が悪かったからかもしれません・・・。
返品のスパイラルに巻き込まれていたのか・・・。


マットレス選びは想像より大変だった!マットレス選びにコツはある?

今回、約1か月半にわたり、マットレス選びに苦戦しました。
冒頭にも書きましたが、こんなに苦戦するとは思わず・・・。

日々、マットレスについて調べ、休日は寝具店をはしごしていました。
ひとつわかったことは、店頭で少し横になるだけではわからない・・・ということ。

マットレス選びで気をつけたこと

私は数分間横になり、下記を意識しました。
ここで気を付けたいことは、周りの人の目を気にせず、数秒ではなく、数分間、身体の間隔を研ぎ澄ますことをおすすめします!

・仰向けに寝た時に違和感がないか。(硬すぎる、柔らかすぎる、腰が沈みすぎるなど。)
・仰向に寝た時に、背中に熱がこもり不快な感じはないか。(中材がラテックスなど低反発のものは個人的に熱く感じましたが、これは好みです。)
・横を向いて寝た時に、頭から腰までの骨がまっすぐになるか。
これは、シモンズやサータの販売員さんから教えていただきました。
横を向いて眠る癖がある人はチェックが必要なポイントです。

硬すぎると肩や腰が浮き、負担がかかることで肩こりや腰痛を引き起こすことがあるそう。
反対に柔らかすぎると腰が沈み込みすぎ、寝返りがうちにくく、深い睡眠を妨げる恐れがあります。


結局は実際に寝てみないとわからない

そうはいっても・・・実際に眠ってみないとわからないのがマットレスの難しいところ・・・。
正直、サータは返品不可なので、合わなかったら・・・と心配しました。

ニトリエアウィーヴは返品を受け付けていますが、シモンズなど大手のマットレスメーカーは返品不可なところが多いです。
今回の購入にあたり、2度合わないマットレスを体験していまったので、マットレス選びは難しく失敗するリスクが高いなぁと実感しました。

アフェリエイトでよく見るマットレスブランドは選択肢に加えていませんでしたが、返品対応可能なものが多いので、試してみるのも良いと思います。
(※多くは返送料がかかりますので購入前に返品方法や費用の確認は必須です。)

友人は、宿泊したホテルで「日本ベッド」を体験し、その寝心地に感動して購入したそうです。
それぞれブランドの特徴があるので、検討しているマットレスブランドを採用しているホテルに宿泊してみるのもひとつかと思います!


健康に欠かせない「睡眠」

睡眠は健康に過ごすためにとても大切。
合わないマットレスを使い続けるのは苦痛を伴い、良い睡眠を妨げることになりかねません。

今回のマットレス探しの旅。
返品費用だけでもなかなかかかりましたが・・・、最終的には満足するマットレスと出会えて良かったです!
使い始めて半年以上経過しましたが、ベッドに入るたびに幸せな気持ちになります。

マットレス探しの旅の途中、他の方の体験記も参考にしましたがアフェリエイト関連の記事が多く、それ以外のベッドの体験記が少ないと感じました。
しょっちゅう買い替えるものでもないというのも理由のひとつかと思います。

人にあうマットレスは様々で、私の体験も偏りのある体験記になりますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
長い記事にお付き合いくださり、ありがとうございました。

「今日一日お疲れ様!」とベッドに入り、心地よく眠れるのは幸せです!
毎日快適に眠れますように!



睡眠は私の中で重要課題です。
他にいくつか睡眠にまつわる記事を書いています。

寝室の二酸化炭素、上がっていないですか?
睡眠中の寝室で二酸化炭素が爆上がり・・・驚いた記事はこちらから。
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眠れない夜の過ごし方。
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眠れないってつらいですね・・・。
「眠れないときにしてはいけないこと」「眠れないときにすること」、眠りを導くための道具を紹介しています。

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