熊本県の人気観光地「阿蘇山」から、車で約30分から1時間程度で行ける温泉地「黒川温泉」。
(阿蘇山の大観峰から車で約30分)
阿蘇山観光と組み合わせて行ける温泉地として人気です。
阿蘇山のダイナミックな自然とはまた違った、穏やかな里山の自然を感じられる場所にあります。
今回は黒川温泉の魅力や日帰り温泉、黒川温泉に行くなら立ち寄りたい「鍋ケ滝」について記載します。
阿蘇山を観光した記事はこちらから。
thecorneroflife.hatenablog.com
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黒川温泉 (複数の泉質&湯めぐり)
黒川温泉は熊本県の北部、阿蘇山から北上した山奥にあります。
阿蘇山観光と合わせて行ける温泉地というだけでも十分魅力的ですが、個人的には豊かな泉質と各旅館自慢の露天風呂を湯めぐりできるというのが魅力的に感じました。
複数の泉質を楽しめる「黒川温泉」
黒川温泉は複数の泉質が湧き出ている温泉地。
単純泉(弱アルカリ性/弱酸性)、硫黄泉、塩化物泉、炭酸水素塩など、全部で7種類の泉質が湧き出ているそう。
まさに大地の恵み。
同じ温泉地で泉質を選びながら入浴できる温泉地はなかなか少ないのではないでしょうか!
各旅館の露天風呂を湯めぐりできる
黒川温泉のコンセプトは「黒川温泉一旅館」。
黒川温泉郷は、みんなで「一つの旅館」というコンセプトで、
お客さんは、黒川温泉にあるそれぞれの旅館の自慢の露天風呂を巡ることができます。
とても開かれた考え方で素敵!
観光客にとっては気軽に各旅館の露天風呂を楽しめる嬉しいサービスです。
※各露天風呂は利用できる時間帯がそれぞれ異なるので、事前にチェックしておくと安心です。
黒川温泉観光旅館組合のホームページがとても見やすく作られているので、黒川温泉に行く際はぜひご覧になってみてください。
今回の記事にもいくつかリンクを貼らせていただいています。
各露天風呂の営業状況についてはこちら。
入浴情報 | 黒川温泉公式サイト|熊本・阿蘇の温泉地
それぞれの泉質についての情報はこちら。
露天風呂の日 | 黒川温泉公式サイト|熊本・阿蘇の温泉地
温泉ソムリエのおすすめの湯めぐり順なども記載されていて、とても興味深いです。
入湯手形で各旅館自慢の露天風呂へ!
入湯手形はひとつ1200円(子供は700円)。
3ヶ所の露天風呂を選んで入ることができます。
※2023年7月現在の情報です。
3ヶ所のうち1ヶ所はお土産や飲食への利用も可能。
対象の商品は決まっているので、黒川温泉のサイトで事前に確認しておくと効率よく回れそうです。
ソフトクリームやビール、オリジナルタオルなど、温泉に入った後に欲しくなるものばかり。
黒川温泉入湯手形 | 黒川温泉公式サイト|熊本・阿蘇の温泉地
事前に各露天風呂の泉質をチェックして、異なる泉質を入り比べたり、洞窟風呂や立ち風呂などユニークな露天風呂も複数あるので、どこに入りたいか選ぶ楽しみもあります。
温泉好きにはたまらない。
全て制覇しているツワモノも複数いらっしゃるそうです。
露天風呂は、歩いて行ける範囲にある旅館もあれば、少し離れている旅館もあります。
私たちは入湯手形を購入予定する予定でしたが、湯めぐりする時間が取れなかったので、1件「旅館 山河」の露天風呂に伺いました。
※入湯手形を使わない場合は、500円で利用できます。
入湯手形は「風の舎」か各旅館でも購入できます。
「旅館 山河」日帰り入浴
はじめはこちらの旅館に宿泊しようと思っていたのですが、予約しようとした時にはすでに満室・・・。
けれど、日帰り温泉で利用させていただきます。
温泉好きの人たちにも評価の高い温泉なのでとても楽しみにしていました!
山河は温泉街から車で5分ほどと少し離れた場所にあり、湯めぐりをする時も車での移動が必要です。
日帰り入浴でも利用可能な駐車場がありました。
入り口から趣きがあります。
入り口で受付を済ませて、いざ露天風呂へ!
露天風呂に行くまでの道にも癒されます。
写真はないのですが、貴重品用のロッカーと自動販売機が露天風呂へ向かう道の脇に設置されていました。
※脱衣所にはロッカーはありませんでした。
女性は「四季の湯」
泉質は、「ナトリウムー塩化物」「炭酸水素塩」「硫酸塩温泉」
複数の泉質が混ざり合っていて贅沢!
こちらの温泉は「高張性温泉」!
温泉成分の濃度が高い温泉です。
そして、加水、加温なしの掛け流しです。
なんと、貸切でした!
途中1名いらっしゃいましたが、ほぼ貸切で露天風呂を楽しむことができました。
お湯の温度は少しぬるめで、お湯はなめらか。
「肌が喜んでいる!」という感じがして、ゆーっくり入浴させていただき、とてもリフレッシュできました。
※高張性温泉は浸透圧の関係で身体の中に温泉成分が入りやすいともいわれています。
評判通りのいいお湯でした!
人気の露天風呂を日帰りで入浴できるのは贅沢だなぁと、しみじみと感じました。
黒川温泉の駐車場(日帰り入浴)
温泉街まで徒歩約10-15分の場所に新駐車場があります。(風の舎までは徒約15分)
150台駐車でき、お手洗いもあるので日帰り入浴の際はこちらを利用します。
温泉街の散策には風の舎(温泉旅館組合の施設)の駐車場が1番近いのですが、伺った時は満車でした。
その他、風の舎まで徒歩5分から15分くらいまでの場所に第一駐車から第五駐車場まで小規模な駐車場がばらけていますが、黒川温泉街の道路は狭く人通りもあるため、日帰り入浴の際は新駐車の利用を推奨しているそうです。
少し車で温泉街を通りましたが、確かに狭かったです。
黒川温泉に行くなら立ち寄りたい「鍋ヶ滝」
鍋ヶ滝は黒川温泉街から車で約30分くらいのところにあります。
鍋ヶ滝は、滝を裏側から見ることができるという、珍しい滝なのです。
連休などの混雑時は予約が必要
注意が必要なのは連休などの混雑時は予約が必要なところ。
下記、小国町の運営するサイトで予約をします。
小国町・鍋ヶ滝は事前予約制入園! ご予約はこちらから | 🌲熊本阿蘇 観光案内🌲 |<ASOおぐに観光協会公式ホームページ>
訪れたのはゴールデンウィークだったので、予約をして訪問しました。
(私が訪問した時は、40分刻みの予約受付でした。)
前から横から後ろから・・・全方向から滝を眺める
滝の幅は約20m。
カーテンのように滝が流れています。
鍋ヶ滝の裏側に行く時、滝をすぐ近くで見ることができました。(マイナスイオン!)
滝の裏に入りました!
裏側から見る方が迫力が増す気がしました。
ぐるりと反対側に出てくると、真横から見ることができました。
滝を真横から眺められるのも珍しいのではないでしょうか。
この鍋ヶ滝も川の流れによる侵食などで日々変化をしているそうです。
このように360度楽しめるのは限られた期間かもしれません!
写真はないですが、駐車場から鍋ヶ滝まで100段ほどの階段を降りたり(もちろん帰りは登り・・・)、河原を歩いたりなどするので、歩きやすい靴でどうぞ!
黒川温泉も車がないと行きにくいのですが、鍋ケ滝も車での移動がおすすめです。
次回は黒川温泉の「やまびこ旅館」の宿泊記です。
なんとやまびこ旅館には、魅力的な貸切風呂が6つも!
趣向をこらした貸し切り風呂や旅館から見える美しい景色など、黒川温泉を満喫しました。
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